さわやかな初夏の手しごと、梅しごと。どなたにもたのしんでいただけるよう、梅の下ごしらえから、保存瓶の選び方、梅シロップや梅酒のレシピまで、ていねいにお伝えします。
梅の保存方法
梅は、収穫後も追熟がすすみます。青梅を常温に置いておくと、皮が黄色く色づき、実も柔らかくなってきます。
- 追熟を緩やかにしたい場合は、冷蔵庫へ。保存の際、密閉された袋のなかは多湿になり傷みやすく、また乾燥すると皮の水分が失われ、シワシワになってしまうので、袋から取り出して新聞紙などに包みましょう。
- 常温で追熟させる場合は、袋から取り出してザルなどに広げ、直射日光の当たらない風通しの良い場所へ。新聞紙で包むか、布巾をかぶせるなどして乾燥を防ぎながら保存します。
梅の熟度
青梅
果肉がかたく、酸味もしっかりあるので、シロップや梅酒、カリカリ梅におすすめです。さっぱりとした風味に仕上がりますよ。
黄熟梅
果肉がやわらかく、梅干しや梅ジャムづくりにおすすめです。甘みや香りが増しているので、梅酒や梅シロップにしても、青梅とはまたちがった、まろやかな味わいになります。

梅の下準備
青梅の場合は、水に2〜3時間浸けてアクを抜きます。
※青梅を冷凍させる場合や黄色く熟した梅の場合は、アク抜き不要です

洗って水気をしっかりふき取り、ヘタを爪楊枝などで取り除きます。ヘタを取ることで、苦みや渋みをおさえることができ、口当たりもよくなります。

青梅の冷凍
冷凍すると果肉の裁縫組織が崩れ、エキスが出やすくなるので、梅酒や梅シロップづくりにおすすめ。できあがりまでの時間を短縮することができ、発酵のリスクを抑えられます。

保存瓶のサイズ目安・選び方のポイント
サイズ目安
- 2Lサイズ…梅酒なら梅500g、梅シロップなら梅500~800gを漬けるのに最適です。
- 4Lサイズ…梅酒なら梅1kg、梅シロップなら梅1.5kgを漬けるのに最適です。
ポイント
- 材料を出し入れしやすい、口の広いものを使います。
- 異物が混入しないよう、ふたがしっかり閉まるものを選びましょう。
- 漬ける量に対して大きさに余裕があるものを用意します。(材料が混ざりやすいので、失敗が少なくなります)
保存瓶の消毒
煮沸またはアルコールで瓶を消毒して清潔にします。
※瓶に熱湯をかけると割れることがあるのでご注意ください
煮沸消毒
鍋にふきんを敷き、瓶をその上にのせます。容器が浸かるまで水を入れます。水から沸かし、沸騰後3~5分で火を止めます。やけどに注意しながら、トングや鍋つかみを使って瓶を取り出します。乾いたふきんの上に置き、水気をよく切ります。
アルコール消毒
瓶をよく洗い、口を下にして乾かします。完全に乾いたら、消毒用アルコールを吹きかけ、清潔なふきんまたはキッチンペーパーでふき取ります。

おすすめレシピ
■きほんの梅シロップ

さっぱり、さわやか。炭酸水で割った梅ソーダは、お風呂あがりのドリンクにぴったりです。 梅ゼリーや梅シャーベットをつくって、夏のおやつにも。
レシピはこちら≫
■きほんの梅酒

甘く深い、大人の味わい。お酒やお砂糖の種類を変えてみて、飲みくらべるのも楽しいです。好みのスパイスなどを加えるアレンジもおすすめ。甘みを活かして、お料理にも使えますよ。
レシピはこちら≫




