農薬、肥料、種などについて

Q1

すべて有機野菜ですか?有機JASマークはついていますか?

A

私たちがお届けするお野菜は(特別な記載がある場合を除き、)全て農薬も化学肥料も使わずに育てられたものですが、小規模だったり、就農してからの年数が浅い提携農家さんが多く、 有機JAS認証は取得していない方の割合が高いです(認証取得に手間がかかり費用負担も大きいため・・・)。

農薬や化学肥料を使っていなくても有機JASの認定を受けていなければ「有機野菜(オーガニック野菜)」とは名乗れないというルールがあり、また同じ理由で、有機JASマークを付けることもできません。
坂ノ途中が取り扱うお野菜の多くは、厳密には「有機野菜」と名乗ることはできず、オンラインショップ等でも「農薬、化学肥料不使用で育てたお野菜」という、少々わかりにくい表現を使っています。

私たちが扱っているお野菜については、以下のwebページでもご紹介しております。
https://www.on-the-slope.com/policy/

Q2

どのような肥料を使っていますか?動物性の肥料は使っていますか?

A

提携農家さんは、土地の性質や、育てるお野菜などを考慮し独自に研究をされて肥料を決めていらっしゃいます。
割合としましては、

1. 無肥料で栽培している(1割程度)
2. 植物性の有機肥料(米ぬかや油粕など)だけを使う(4割程度)
3. 動物性の有機肥料も使うが、出自の明らかなもの(近所の養鶏農家さんから鶏糞をもらってくるなど)だけに限定している(3割程度)
4. 必要に応じて動物性の有機肥料を使用する(2割程度)

となっています。

肥料を使う場合は、地域のキノコ農家さんが使った廃菌床を活用したり、ゴマ油屋さんから油粕を引き取ってきたりと、地域内の循環を心がけています。
使用量もかなり控えめな方が多いです。

動物性の肥料につきましては、たとえば鶏糞堆肥を使用されている農家さんの中には抗生物質等を与えずに平飼いで育てている養鶏場から鶏糞をもらい、地域の余剰資源を有効に再利用している方も多いです。

このように、個性あるたくさんの農家さんに坂ノ途中ではお野菜を育てていただいていますが、みなさん土をとても大切にされていて、畑に入れるものの来歴には非常に気を遣われています。

Q3

固定種/在来種のお野菜ですか?

A

お野菜セットにはF1種のお野菜も固定種/在来種のものも含まれています。

私たちが提携している農家さんは、「持続可能な農業をしよう」「しみじみと美味しいと思えるものを栽培しよう」そんな想いをもって新規就農された方がほとんどです。
そのため、お野菜を宅配されている一般的な会社さんよりは、自家種採のものや固定種のものの割合が高いと思います。

とはいえ提携農家さんたちに、固定種や在来種に限定した栽培依頼はしていません。
またF1種と固定種を区別した販売はしておりません。
セットの中のお野菜が、F1種でないものがほとんどの場合もあればF1種のお野菜が半分以上の場合もございます。

Q4

残留農薬の検査は行なっていますか?

A

残留農薬につきましては、基本的には坂ノ途中では検査を行っておりません。
提携農家さんたちが栽培期間中に農薬や化学肥料を使うことはありませんが、新規就農された方のなかには、以前に農薬を使用していた農地を借り受けるケースがまれにあります。

私たちは、新規で就農される方を支えることが環境負荷の小さい農業を広げるうえで欠かせないことだと考え、上記のような畑で栽培されたお野菜も扱うという方針をとっています。

なお2018年には、4検体だけですがサンプル検査を実施しました。いずれも残留農薬は不検出でした。今後検査体制も整えていきたいと考えています。

Q5

自然栽培ですか?

A

坂ノ途中がお届けしているお野菜は、「自然栽培」や「自然農法」、「自然農」のものには限定しておらず、農薬や化学肥料を用いずに栽培されたものです。
詳細は、坂ノ途中の取り扱い基準をご覧ください。提携農家さんたちが使われている肥料についてはQ2をご覧ください。

Q6

放射能の検査は行なっていますか?

A

放射能測定システム/GDM-20・スウェーデン・ガンマデータ・インストゥルメント社製/を京都の民間企業と共同で購入し、
2012年から15年にかけて、提携農家さんの土壌、数十検体を検査しました。

検出限界10Bq/kgの条件下で放射能が検出されたサンプルはありませんでした。
坂ノ途中が取引している農家さんが西日本に集中しているためだと考えられます。

土壌自体を測定し不検出であったことから、新たに特別な状況(福井県に位置する原発で事故が起きるなど)が発生しない限り放射能汚染が引き起こされる可能性はきわめて低いと考え、再検査はしていません。

坂ノ途中では少しずつですが、提携農家さんが増えつづけています。
最近では、岐阜県や石川県の農家さんのお野菜も取り扱いをはじめました。
こういった場合、お取り引きをはじめる段階で、土壌の検査を行っています。

放射能対策についてまとめたウェブページも、ご覧ください。
https://www.on-the-slope.com/check

Q7

野菜洗い洗剤を使ったら油が浮いてきたんですが…

A

「ホタテ貝殻の焼成粉末洗剤にトマトを漬けると水が黄色くなった。膜が張った。

 これは農薬ですか?油ですか?」
こんな問い合わせを何度かいただいたことがあります。

 

それは農薬ではありません、とおこたえしています。
お野菜そのものが油脂分を分泌しています。キャベツやブロッコリーが水をはじくのも、
ワックスがけをしていないリンゴがツヤツヤしているのも、分泌物に由来します。
分泌物のなかには、洗剤で洗うと油膜や白い膜に見えるものが存在します。
一部のホタテ貝殻粉末を原料にした洗剤には「農薬を洗い流す、その効果は洗浄液に油膜のようなものが張るので目視できます!」というような説明をしているものがありますが、その「油膜のようなもの」は植物由来の「あたりまえ」の成分だと思われます。

 

少し長くなってしまいますが、例を挙げて説明します。

 

お野菜の表面にはさまざまな分泌物質が付着しています。
これらの物質は、化学合成農薬やどのような肥料を、使ったか、使わなかったかにかかわらず生成・分泌されます。

 

たとえばナス科のお野菜の代表、トマトの場合、

果実の表面にある小さな毛からさまざまな物質を分泌しています。
トマトの果実や茎葉を触ると手に付着する、緑~黄色の少し粘ついた分泌液です。
家庭菜園などの経験があれば、「あれか!」と思っていただけるかもしれません。
トマト農家さんの手は、分泌物が黒緑色の厚い層となり、こびりついていて、農家さんたちは「アク」や「ヤニ」と呼んでいます。
これら分泌液は、粘着性があるため微小な害虫(ダニ等)を捕殺する役割もあります。

 

この分泌液のひとつにはアシル化グルコースがあります(※International Journal of Molecukar Sciense 2012; 13: 17077)。
この物質はトマトの表面では黄色い色素に見えていますが、アルカリ性の石鹸で洗うと、反応を起こし、蛍光色の黄色に発色します。つまりトマトは、アルカリ性の強い洗剤(ホタテ貝殻の焼成粉末洗剤など)に漬ければ、洗浄水は黄色くなります。
ほかにもお野菜の分泌物の代表的な例として、ブロッコリー、キュウリ、カボチャやリンゴなどは、ロウ状物質(ブルーム)を分泌し、花蕾や果実自身を保護しています。
このブルームの成分は、珪酸、糖類、カルシウムなど。ですからしっかり洗い落とすと、洗浄水には白っぽい膜が浮かんできます。

 

次に、農薬犯人説を検証してみましょう。
農薬は「薬効成分」と「溶剤・固形剤」によって作られています。
いろいろな農薬商品がありますが、薬効成分はその重量の3~100%、これを1,000~10,000倍程度に希釈して使用します。

 

「薬効成分」や「溶剤・固形剤」が油膜の正体になり得るのか考えてみます。
1,000~10,000倍に希釈された農薬が散布されたとしても、お野菜に付着する量はわずかです。
さらに、すべての農薬が油脂分を持っているわけではありません。
農薬を使用して栽培された野菜や果物を洗浄しても、油膜とはっきりと視認できるほど成分が付着している可能性は低いと考えられます。

 

また、一部の作物に農薬を散布する際に、展着剤(主に界面活性剤)を混合して使用します。
農薬希釈液(水の性質)と植物表面(油・脂の性質)に親和性を持たせるためですが、
これも濃度は非常に低いため、展着剤の油脂分が油膜をつくるとは考えにくいです。

 

農業で展着剤が使われてきた歴史は、農薬使用の歴史と同じくらい長いものです。
水の性質を持つ農薬を、お野菜や果物に付着させることに腐心してきた、
それほど、植物は表面に多くの脂質や油分を分泌しているのです。

 

長々と書きましたが、お伝えしたいことは下記の4点です。
・野菜果物自体が栽培方法に関わらず、油脂分やロウ状物質を分泌しています。
・油分を落とす洗剤で野菜を洗った際に現れる油膜等は

 自然由来のものである可能性が極めて高いです。
・洗浄により付着した農薬も洗い落とせるかもしれませんが、

 農薬散布量から考えますと、それを目で見て確認することは難しいと考えられます。
・ホタテ貝殻の焼成粉末洗剤等の広告で見られる「農薬を落とす」という文言やビジュアル表現は、
 表面付着の農薬も落とすかもしれませんが、常識的に考えれば植物由来の油脂分等が洗い流され、

 膜や発色をもたらしたものを、農薬と喧伝しているのではないかと思われます。

お野菜セットについて

Q1

坂ノ途中のお野菜っておいしいんですか?

A

おいしいことが多い、です。
農薬や化学肥料への依存度を下げ、土づくりを大切に、季節に合わせて栽培された農産物は、環境へのダメージも少ないし、健全に育つので結果的においしいことが多いです。
「めちゃくちゃ甘い!」というおいしさよりも、しみじみと沁み込むようなおいしさを目指しています。

ですが、自然のリズムに合わせた栽培をするので、私たちが扱う野菜には「ブレ」があります。
雨が続いたら全体的に水っぽいものが多くなるし、曇りが続くだけで「光合成が足りていない」味になります。

こういうブレも「生き物を食べるってこういうことだよなぁ」と、楽しんでもらえるととてもうれしいです。
私達の考えについては、こちらでもご紹介しています。

Q2

定期注文は1回注文したら何もしなくて良いんですか?

A

はい。特に変更のご連絡がない場合は、最初にお選びいただいた曜日と頻度でお届けを継続します。

Q3

人参や大根は葉っぱ付きで届けてほしいです

A

私たちも「葉付き」が好みです!
ですが、 葉付きの場合は、葉から水分が抜けてしまうため日持ちしません。
1月や2月は寒さや雪により葉の痛みが多くなり、この時期の葉付きはオススメできません。
また、虫食いがあったり段ボールに入りきらないなどの理由もあり、残念ながら葉を切り落としてお届けすることが多いです。

Q4

送られてきたお野菜が、メルマガ、ブログに書かれていたものと違うのですが…

A

昨日の雪で収穫できなくなってしまった、イノシシに食べられてしまった、
そういった、天候不順や獣害などによって、お届けできるお野菜のラインナップが変わることがあります。
お届けするお野菜について、確約が難しい点、ご理解とご了承をいただけると幸いです。

Q5

お野菜がそのままダンボール箱に入っていたのですが…

A

なるべくゴミを出さないよう、玉ねぎや一部の根菜類などは新聞紙やビニール袋に入れずお届けしております。

Q6

野菜の保存方法を教えてください

A

保存方法やおすすめの調理法を記載した「お野菜の説明書」をお野菜と一緒にお入れしております。そちらをご覧くださいませ。

>ブログ:野菜のはなし

Q7

単品での注文はできますか?

A

申し訳ございません。お野菜を単品でのご注文をお受けするのは難しく、オンラインショップに掲載されているセットでのご注文をお願いしています。

にんじんだけを1kg増やしたい!など『セットに追加』というかたちでしたらご注文を承ることが可能です。ご希望の際はお気軽にご連絡くださいませ。

Q8

月1回の定期宅配はないのですか?

A

基本的には毎週か隔週でのお届けとなりますが、ご対応できる場合もあります。ご希望の場合はお問い合わせフォームよりご相談ください。

Q9

届いたお野菜の状態が悪かったのですが…

A

ごめんなさい。
坂ノ途中では、外部の会社さんに委託せず、じぶんたちで出荷作業を行っています。
野菜が大好きなスタッフが、丁寧に検品して箱詰めしているのですが、それでも見落としてしまうこともありますし、弱っている野菜だった場合、お届けまでの一晩で大きく状態が変わることもあります。
また、クロネコヤマトさんでのお届けの場合、まれに冷やしすぎて野菜が凍ってしまうこともあります。
届いたお野菜の状態が悪かった際は、お手数ですがこちらからご連絡ください。
代品の手配や返金の手続きなど、ご相談させていただければと思います。

お支払い・送料について

Q1

領収書は発行できますか?

A

【お支払い方法が、クレジットカード、現金、振込のお客さま】
可能です。ご注文時に領収書ご希望の旨を記載くださいませ。
お野菜と一緒にお届けする場合は無料、別途郵送の場合は手数料200円がかかります。あらかじめご了承ください。

 

【後払いのお客さま】
お支払いいただいた際の、払込受領書または振込み票が領収書となります。

 

【代金引換のお客さま】
お荷物を受け取る際にお支払いただいた伝票の「領収書」をお使いください。

Q2

【銀行振込】振込用紙が無いのですが

A

坂ノ途中では口座振替をお選びいただけないため、振込用紙の送付はいたしかねます。
ご注文のメールに振込口座を記載しておりますので、そちらをご覧の上、お振込みください。

Q3

【後払い】請求書が入っていないのですが

A

後払いの請求書はお届けのお野菜とは別に郵送しています。請求書の到着は、商品を受け取られてから1週間前後かかる場合がございます。
2週間が過ぎても請求書が届かない場合は、郵送事故が考えられます。その際はご連絡いただけますと幸いです。

定期宅配について

Q1

【自社便】不在の場合、指定の場所においていただくことはできますか?

A

現金払い以外でご登録いただいているお客さまは可能でございます。

またご不在時にもお受け取りいただけるよう、ドア前や駐車場などにおける、
簡易的な宅配ボックスの貸し出しを行っております。
詳細は別途ご案内いたしますのでお問い合わせくださいませ。

Q2

支払い方法を途中で変えたいのですが

A

【クレジットカードから、他のお支払い方法への変更】
ご希望のお支払方法をメールにてご連絡くださいませ。

 

【クレジットカードへの変更】
クレジットカードへのご変更は、大変お手数ではございますが、オンラインショップより新たにご注文の手続きをしていただく必要がございます。
(弊社では個人情報保護の観点から、カード情報等を保有しておりません)

オンラインショップから、現在ご利用いただいている商品と同じもの(頻度・サイズ)をカートに入れていただき、コメント欄に再登録の旨を入力の上、ご注文くださいませ。
ご注文後、これまでのご登録を解除いたしまして、以降のお支払いをクレジットカード決済に変更いたします。

Q3

登録しているクレジットカードを別のカードに変更したいです

A

マイページの「クレジットカードの登録内容を変更する」からお手続きください。

Q4

定期ではなく、必要なときどきで注文をしたいのですが

A

1回ごと(不定期)のご注文も承っています。オンラインショップの商品カテゴリの中から「1回お届け」をお選びください。

キャンセル、日程変更について

Q1

配達日の変更をしたいのですが

A

お届け日を早める場合はご希望日の5日前までに、延期の場合は予定されていたお届け日の4日前までにご連絡ください。

 

Q2

キャンセル期限を過ぎてしまったのですが、どうしても受け取れなくなってしまいました

A

別のお届け先にお送りすることも可能です。
その際は、新たなお届け先のご住所・お名前・お電話番号をお知らせくださいませ。
また、お受け取りが可能な日まで弊社の冷蔵庫にて保管し、予定を変更してお届けすることも可能です。

坂ノ途中・採用について

Q1

採用について知りたいです

A

ありがとうございます。採用ページはこちらです。
スタッフ紹介坂ノ途中の1日も、よかったらご覧ください。
※新卒での正社員の採用は行っておりません。インターン、アルバイト期間を経ての登用となっております。ご了承ください。

その他

Q1

ダンボールの回収はしていますか?

A

自社便でお届けのお客さまからは、再利用のためにダンボールの回収を承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
宅配便でのお届けでは、通い箱のようなものを使うことができず、お客さまに処分していただいています。

Q2

未検査米ってなんですか?

A

未検査米とは、品種や銘柄についての農産物検査を受けていないお米のことです。
品種銘柄検査を受けていないと、品種名、産地、産年を袋に記載できないというルールがあります。
誤解に気をつけていただきたいのですが、この検査は、食味や農薬使用の検査ではありません。
ですから、検査の有無によって品質が変わるということはありません。

 

坂ノ途中では品種銘柄検査を重視していません。
見かけることの少ない品種のお米や、農家さんが自家採種されているお米、
「検査にお金使うのはイヤやわ」というポリシーの農家さんのお米については、未検査米を扱うこともあります。

Q3

坂ノ途中の取り組みに共感します!

A

ありがとうございます。ぜひ、まわりの方にもオススメしてください。
お野菜やお米、果物を購入いただくことが、環境負荷の小さな農業に挑戦している農家さんたちを支え、勇気づけることにつながります。
お野菜セットについての感想や、取り扱い希望の商品についてのコメントなどをお寄せいただけるととてもうれしいです。

Q4

お野菜に満足できませんでした

A

ご期待にそえず残念です…。坂ノ途中は、規模が小さくとも、就農してからの期間が短くとも、環境負荷を抑えて良い品質の農産物の栽培に挑戦されている農家さんと提携して、お野菜をはじめとする農産物をお届けしています。農家さんとのコミュニケーションにとても多くの時間やエネルギーを割いています。この点については、手前味噌ですが、なかなか頑張っていると思っています。
一方で、季節から外れた農産物をご用意できなかったり、融通が利かなかったりと、お客さんにはいろいろなご不便をおかけしています。そのようなこともあり、すべてのお客さんにご満足いただくのは難しいというのが実情です。ライフスタイルに合わなかった場合などは、マイページから解約の手続きをお取りいただければと思います(ご不満だった点など、コメントをいただけると嬉しいです)。しつこい勧誘などはしませんのでご安心ください。
「環境への負担の小さい農業を広げる」「新しく農業に挑戦する人を増やす」、そんなテーマで野菜を売ってる会社があったなぁと、何かの折にでも思い出していただければ幸いです。