また手にとりたくなる野菜

「美味しく育つ、理由がある」
日本の風土は多様です。
暖かな風と日光に恵まれたところ、ずっしりと雪が降り積もるところ、豊かな森と海に囲まれたところ――。

気候や地形、土壌によって、育つ作物もさまざまです。
その土地の特長を生かしながら、手をかけて育てられたお野菜は、うんと美味しい。

たとえば、瀬戸内海の無人島で日光をたっぷり浴びたまろやかなレモン、鳥取・大山のジンジンとする寒さのなかで甘みの増したキャベツ、対馬の海風を受け栄養を蓄えた原木で育った香り高いしいたけ。

「また手にとりたくなる野菜」では、そうした、美味しい背景、ストーリーをもったお野菜やくだものをお届けします。お料理をつくりながら、食卓を囲みながら、「農家さんはこんな人なんだって」「こういう場所で、こんな工夫で育てられているんだよ」「また食べたいね」そんな会話のきっかけにもなれば、とても嬉しいです。

目次

京の丹波 野村家の黒枝豆
おせち料理などに使われる「丹波の黒豆」は、10月下旬〜11月下旬に完熟し、収穫期を迎えます。完熟する前に収穫し10月初旬から出荷されるのが丹波の黒枝豆です。
京丹波町は四方を山に囲まれていて、一年を通じて昼夜の寒暖差が大きい地域。秋から冬にかけてはこの寒暖差によって「丹波霧」と呼ばれる濃霧が発生するほど。気温差があることで黒枝豆の味わいも深く、甘みもコクも増していきます。
一年でこの時期、10月の初旬から2〜3週間だけ。期間限定の秋の恵みをお楽しみください。
【特栽相当】蔵王のとっておきラ・フランス
山形県上山市、蔵王連峰のふもとで西洋なしを育てる蔵王ウッディファームさんから、とろけるような舌ざわりのラ・フランスをお届けします。
おいしい秘訣は、丁寧でこまめな作業にあります。量を収穫することよりも、あじわいを大切に。すべての実に充分な栄養が行きわたるように育てると、糖度が高く香りも良く、なめらかな舌ざわりになるそうです。
畑があるのは、蔵王連峰の裾野に広がる、やわらかな光がさんさんと降りそそぎ、風が通り抜けていく気持ちの良い丘陵地。みどりいっぱいの上山の風景を想像しながら、お楽しみください。
山都のさといも だるまさん
九州の真ん中あたりに位置し、北は阿蘇の外輪山、南は九州山地に囲まれた、熊本県山都町(やまとちょう)。この地域で種をつないできたここにしかない、だるまさといも。
煮崩れしにくいので煮物におすすめです。そのままの風味を味わうなら皮のまま蒸して、手で皮をむき、塩を振って、ふわっとあがる湯気とともに一口。坂ノ途中のスタッフのあいだで、ねっとりクリーミーでおいしい!と人気のさといもです。上品な甘みをお楽しみください。
北海道のいちばんかぼちゃ
きめの細かいほくほくの食感、甘く濃厚な完熟かぼちゃを、秋のはじまりの北海道からお届けします。
一玉ひと玉に手をかけ、完熟まで待って収穫した一番果をみなさまの食卓へ。
シンプルに焼いてオリーブオイルとお塩で。濃厚な甘みのかぼちゃスープや、ほこほこのかぼちゃコロッケにも。
秋にぴったりの、栗のような甘みをたんと味わってみてください。
お客さまのお声
「また手にとりたくなる野菜」をお届けしたお客さまから寄せられたお声をご紹介します。
これまでの「また手にとりたくなる野菜」
これまでにお届けした「また手にとりたくなる野菜」や、「また手にとりたくなる野菜」を使った加工品たちです。

また収穫がある時期に販売を再開するものもございますので、楽しみにお待ちくださいね。