甘く深い、大人の味わい。お酒やお砂糖の種類を変えてみて、飲みくらべるのも楽しいです。好みのスパイスなどを加えるアレンジもおすすめ。甘みを活かして、お料理にも使えますよ。

坂ノ途中スタッフもはじめて梅しごとしてみました!

梅しごと初心者のかわのより:
想像していたより簡単に仕込めたので驚きました。1キロでもあっと言う間。はじめる前は億劫に思いましたが、ひとりでも手軽にできました。
漬けた後も、瓶を振って出来上がりを待つだけ。手仕事がはじめての方でも、簡単なのでおすすめです。梅の種類や砂糖を変えて味の違いを楽しむのもいいですよね。

お買い物はこちら
期間限定・梅しごと
今年は梅しごと、はじめてみませんか?

梅しごとの下準備

梅の下準備
1)青梅の場合は、水に2〜3時間浸けてアクを抜きます。
※黄色く熟した梅の場合は、アク抜き不要です。
2)洗って水気をふき取り、ヘタを爪楊枝などで取り除きます。

保存瓶の消毒
よく洗い、熱湯をまわしかけて乾かします。
さらに、アルコールで瓶の内側をふきあげると完璧です。

保存瓶のサイズ目安・選び方のポイント
〇サイズ目安
2Lサイズ…梅酒なら梅500g、梅シロップなら梅500g~800gを漬けるのに最適です。
4Lサイズ…梅酒なら梅1㎏、梅シロップなら梅1.5kgを漬けるのに最適です。

〇ポイント
・材料を出し入れしやすい、口の広いものを使う。
・異物が混入しないように、ふたがしっかり閉まるものを選ぶ。
・漬ける量に対して大きさに余裕のあるものを用意する。大きいものを選んだ方が、材料が混ざりやすく失敗が少なくなります。

写真:セラーメイト瓶(2L)で梅シロップ(梅500g)を仕込んだもの

材料

梅 500g
氷砂糖 300g~400g(梅の重量の60~80%が目安)
好みの酒(焼酎など) 900mL
※梅のアルコール発酵を抑えるため、お酒はアルコール度数が高いもの(20%以上)を選びます。
※法律上の理由からも、一般の方がアルコール度数の低い酒で果実酒をつくることは許されていません。
保存瓶(2L以上のものを準備)

お酒について
果実酒を作る時に使うお酒と言えば…ホワイトリカー。実は焼酎の1種で、主な原材料はサトウキビ。サトウキビから氷砂糖を作る時に出る副産物を使って作られます。風味や香りはついていないのが特徴で、ホワイトリカーで作る果実酒は、すっきりクリアな味わいに仕上がります。
一方本格焼酎は、原料の風味が豊か。どんな焼酎を使って作るかで、仕上がりは全く変わり、素材と焼酎が個性が合わさった、特有のコクやキレのあるまろやかさを感じられ味わいに仕上がります。

つくり方

1)梅と砂糖を交互に瓶に入れ、最後にお酒を注ぎ入れます。

2)日の当たらない冷暗所に置いて熟成させます。砂糖が溶けきるまでは、1日に数回瓶をゆすって全体を混ぜます。

梅酒の活用レシピ

できあがった梅酒は、お酒として飲むだけでなく、お料理やスイーツづくりに使うこともできます。 ここでは、梅酒と漬かった梅の実の活用レシピをご紹介します。

■梅マフィン ほんのり梅酒をきかせて
梅酒にじっくり漬かった梅の実。梅酒と一緒に飲むだけじゃなく、お菓子に使ってもおいしいです。 今回は、いつものマフィンに梅の実と梅酒をきかせた、大人のおやつに。よければ試してみてくださいね。
≫レシピはこちら

■梅酒の梅の実で、いわしの梅煮

梅酒の余った梅の実をつかってつくるいわしの梅煮。じっくり煮込んで骨までほろほろっとくずれます。しっかり漬かった梅の実から、ほんのり甘みが出ています。
≫レシピはこちら

■ミニトマトのメープル梅酒マリネ

ミニトマトに、梅酒とメープルシロップのマリネ液をたっぷり含ませます。 口に入れた瞬間弾ける美味しさ。特別な日の前菜にも、大人のデザートにもおすすめです。 残ったマリネ液も、美味しくいただけますよ。
≫レシピはこちら