赤サラダからし菜と甘夏で、春を告げるパスタを。
果汁たっぷりの甘夏の爽やかな風味が広がります。
さっぱりとしているけれど、こしょうの効いた鶏そぼろがアクセントになって…….
ずっと食べ続けてしまうんじゃないかと心配になる。
いつものパスタより少し多めに作ってもいいかもしれません。

材料(2人分)

フジッリ(パスタ) 200g
赤サラダからし菜 100g
甘夏 1個(約300g)
鶏ももひき肉 100g
にんにく 2片
しょうゆ 大さじ1
白ワイン(料理酒でも) 大さじ1/2
オリーブオイル 大さじ2
塩 適量
こしょう (分量はつくりかたに記載しています)

つくりかた

1)赤サラダからし菜は3cm幅に切り、にんにくはみじん切りにします。

2)甘夏は果肉を取り出し、果汁を絞ります。まず甘夏のヘタと底の両側を切り落とし、皮は白い部分が残らないように厚めに切り取ります。果肉は薄皮に沿って包丁を斜めに入れ、一房ごとに切り離します。果肉を取り出したら、半分に切ります。皮と薄皮は手でぎゅっと絞り、果汁をボウルに入れておきます。

3)フライパンを熱し、鶏ももひき肉、こしょうをふり、中火で炒めます。こしょうは多めに入れてくださいね。

4)お肉が炒まったら、にんにくを入れます。香りがでたら、しょうゆ、白ワイン、塩小さじ1を加え、さらに炒めます。味見をし、少し塩辛い程度に味を調えます。

5)できあがった鶏そぼろを甘夏の果汁の入ったボウルに入れ、よく和えます。

6)鍋にたっぷりのお湯(約3L)と塩大さじ2を入れ、パスタを袋の表示時間通りに茹でます。ザルにあけて5分ほどおき、オリーブオイルを絡ませ、赤サラダからし菜を入れて和えます。

7)器に盛り、鶏そぼろと甘夏のソースをかけます。甘夏の果肉を添え、こしょうをふります。

 



●文/山本恵里奈 写真:日髙美月

3月のレシピ担当


高木 友香(まかないづくり、本と野菜・OyOy)
坂ノ途中の店舗「本と野菜・OyOy」のキッチン担当。日によっては社員のまかないづくりも。小さい頃から料理好きで、小学生の頃に自分用の包丁を買ってもらった。「料理は時短も大事!」と、いかにスピーディーに料理できるか日々追求している。最近はスパイスにハマっていて、神戸まで買い出しに行くほど。

 

 

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