5月、そろそろ梅仕事の季節。
新しく梅酒をつくろうかと悩んでいるとき、去年つけた梅酒の梅の実がたくさん残っていることに気づきました。捨ててしまうのはもったいない、なにか活用できないかな。

まかないスタッフの酒井さんに教えてもらったのが、梅酒の余った梅の実をつかってつくるいわしの梅煮です。じっくり煮込んで骨までほろほろっと崩れる煮物。しっかり漬かった梅の実から、ほんのり甘みが出ています。

材料(2人分)

梅酒の梅の実 5〜6粒
いわし 6尾(中サイズ)
酒 50ml
みりん 50ml
しょうゆ 50ml
砂糖 大さじ1弱
水 50ml
※今回は飾りに白髪ネギを添えました

つくりかた(調理時間:約30分)

1)いわしはうろこを取り、頭を切り落とし、内臓を取り除いてきれいに洗います。

2)鍋に酒、みりん、しょうゆ、砂糖、水を入れてひと煮立ちさせます。

3)いわし、梅の実を入れて、20分ほど煮込みます。骨までしっかり柔らかくしたい方は、さらに5〜10分煮込んでください。
圧力鍋を使う場合は、10分ほど煮込んだら出来上がります。

レシピ担当


酒井 麻由(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の「スタッフレシピ」や「季節のお野菜献立」ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。