和風のレシピが多いさといもですが、今回は洋風の一品をレシピ担当の高木さんが教えてくれました。さといもがまるごと入ったハンバーグは見た目もインパクトがあって、お子さんにもよろこばれそう。タネに入れたクミンとヨーグルトソースの風味が重なって、味わいはヨーロッパの料理のようです。最後にひとかけするオリーブオイルで味がぐっと深まりますよ。
材料(2人分)
さといも 200g
A 鶏ももミンチ 200g
A 卵 1個
A 片栗粉 大さじ2(タネがゆるい場合は加えて調整してください)
A 塩 小さじ1 ※今回は「自凝雫塩(おのころしずくしお)」を使用しました
A こしょう 少々
A クミン 小さじ1
オリーブオイル お好みで
パセリ お好みで
<ヨーグルトソース>
ヨーグルト 150g
塩 小さじ1/2
にんにく(すりおろし) 少々
レモン汁 小さじ1 ※今回は「無茶々園のレモン果汁」を使用しました
準備するもの
蓋付きテフロンフライパン(ない場合は、事前に鍋にオリーブオイルをたっぷりひいておきます)
つくりかた(調理時間:約30分)
1)鍋に皮付きのさといもを敷きつめ、かぶるぐらいの水を入れて中火にかけます。沸騰したら弱火にし、さといもが柔らかくなるまで10分ほど茹でます。タネと食感が合うように、やわらかくなるまでしっかり茹でてくださいね。茹でこぼし、粗熱が取れたらさといもの皮を剥きます。
2)ボウルにAをすべて入れ、粘りが出るまで手でしっかりと混ぜ合わせます。さといもをつつみます。肉ダネがつかないように、オリーブオイル(分量外)を手にひろげ、さといもを包むように、肉ダネをつけます。あまり厚くならないよう、さといもにまとわせるようにつけてください。
3)包んだものからフライパンに並べ、蓋をして中火で片面4分ずつ焼きます。テフロンフライパンがない場合は、オリーブオイルをたっぷりひき、両面に焼き色がつくまで弱火~中火でじっくり焼きます。
4)ボウルにヨーグルトソースの材料入れて、混ぜ合わせます。
5)ハンバーグを皿に盛り、ヨーグルトソースをかけます。オリーブオイルをかけ、パセリを散らします。
パスタやパンと一緒に楽しんだり、炊き込みごはんと合わせた洋食の献立にしても。
・ルッコラのガーリックライス
11月のレシピでは、きくなをたっぷり入れた炊き込みごはんのレシピもご紹介しています。
「きくな(春菊)の炊き込みごはん」のレシピはこちら>>
11月のレシピ担当
高木 友香(まかないづくり、レシピ作成)
小さい頃から料理好きで、小学生の頃に自分用の包丁を買ってもらった。「料理は時短も大事!」と、いかにスピーディーに料理できるか日々追求している。最近はスパイスにハマっていて、神戸まで買い出しに行くほど。坂ノ途中の「今月のレシピ」では、毎月数種類のレシピを考えている。
●写真/日髙 美月
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