キリっとした酸味とさわやかな香りのレモン果汁
愛媛県南部の海沿いに広がる柑橘産地の〈無茶々園〉さんより、さわやかなレモン果汁が届きました。
搾るときは、果皮と果実をすばやく分離して、苦味やえぐみが出ないように工夫されています。
オリーブオイルや塩と合わせてドレッシングにしたり、揚げ物や焼き魚にたらしたり。ひとさじでさわやかな香りがひろがります。
雑味がなく、レモンの風味をストレートに感じることができるので、炭酸水や白湯に加えてドリンクとして楽しむのもおすすめです。
つくり手のこと
■無茶々園(愛媛県西予市)
〈無茶々園〉さんの果樹園が広がる愛媛県西予市明浜町は、宇和海を南に臨む柑橘の名産地。
太陽の光がよく当たり、潮風にのって木の成長に大切なミネラルがたっぷりと運ばれてくる、美味しい柑橘をつくるための自然条件に恵まれた土地です。
だからこそ、自然を大切に「人にも自然にも無理のない」栽培方針にそって、1974年から柑橘をつくられています。
〈無茶々園〉さんがレモン栽培を本格的に始めたのは2010年ごろ。
当初レモンは頑強なくだものだろうとイメージしていたそうですが、実際は寒さに弱く、冬に厳しい寒波が来ると落葉して樹が弱り、回復までに何年もかかってしまうこともあります。枝には鋭いトゲがあり、強風に吹かれると果実や葉に傷がついて病気の原因になってしまうため、時期を見極めて防除しなければいけません。
手のかかるレモンですが、生産者のみなさんは手間を惜しまず大切に栽培されています。