シャキシャキ、もっちり、ほくほく。れんこんのいろいろな食感を詰め込んだ、ほっと温まるスープ。きのこや麹のうまみが沁みわたります。
季節のお野菜メモ
夏のおわりから初秋、収穫がはじまってすぐのれんこんは、みずみずしい甘みが特長。晩秋から冬にかけては、春にそなえて根にでんぷんを蓄え、しっとり、もっちりとした食感が増していきます。季節ごとの味わいの変化もお楽しみください。
輪切り、縦切り、乱切り、すりおろし。切り方によっても、いろいろな食感を楽しめますよ。
材料(2人分)
れんこん 150g
きのこ 適量 ※今回はあわせて約140g(しいたけ50g、生きくらげ20g、しめじ70g)
鶏ひき肉 80g
A にんにく麹 小さじ1 ※塩麹小さじ1、すりおろしにんにく小さじ1/2で代用できます
A 片栗粉 小さじ2
A 塩 ひとつまみ
A 酒 大さじ1
水 600ml
塩 適量
こしょう 少々
葉ねぎ(斜め切りまたは小口切り) お好みで 少々
※鶏ひき肉は水切りした木綿豆腐で代用できます。スープに入れると団子がくずれやすいですが、やさしい味わいです
つくり方(調理時間:約20分)
1)れんこんは皮つきのまま、トッピング用に2枚ほど薄く輪切りにし、残りの1/3を約1cmの角切りに、残りの2/3をすりおろします。
きのこは好みの大きさに切ります。
今回は、しいたけは半分にそぎ切り、生きくらげは1cm幅に切り、しめじは石づきを取ってほぐしました。
2)れんこん団子のタネをつくります。ボウルに、れんこんの角切りとすりおろし、鶏ひき肉、Aを加え、混ぜ合わせます。
3)鍋に水ときのこを入れ、中火にかけます。2を手で丸めるか、2本のスプーンを使い、団子状にします。
湯が沸いたら、れんこん団子を加え、薄くスライスしたれんこんも加えます。
4)れんこん団子に火が通ったら味見をし、塩を加えて味を調えます。器に盛り、こしょうと葉ねぎをトッピングしたらできあがり。
おすすめの食材
・福富生まれのれんこん 250g
・森田醤油店の塩麹 80g
レシピを教えてくれた スタッフ
まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の編集室ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。