皮が固くなってきた名残のなすは、じっくり火を入れた料理などに向いています。油を吸ったなすと酢の利いたコクのあるつゆがよく合い、トマトの甘酸っぱさで後あじはすっきりしています。油で揚げず、焼くだけなので、気軽につくれるのもいいですよね。なすの皮の硬さが気になる方は少し剥くといいですよ。

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味に深みをもたせてくれる
坂ノ途中おすすめの調味料

材料(2人分)

なす 250g(約3本)
トマト 100g(約1個)
ミニトマト 5〜6個
オリーブオイル 大さじ2
※今回は飾りに大葉を添えました

<つゆ>
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ3
※今回は「井上古式じょうゆ」を使用しました
みりん 大さじ2
※今回は「一子相傳 小笠原味淋」を使用しました
酢 大さじ2
※今回は「有機純米酢 老梅」を使用しました
砂糖 小さじ1


つくりかた(調理時間:約15分)

1)小鍋につゆの材料を入れてひと煮立ちさせます。

2)なすは縦半分に切ってから3cm幅の斜め切りにし、味が染み込みやすくなるよう隠し包丁を入れます。トマトはざく切りにします。ミニトマトはヘタを取ります。

3)フライパンにオリーブオイルをひいて強火にかけます。なすは皮面を下にして置き、火が通るまで焼きます。裏返してしんなりしてきたらトマトとミニトマトを加え、トマトが崩れない程度に焼きます。

4)ボウルなどになす、トマト、ミニトマトを移し、つゆを上からかけて味をなじませます。その後、器に盛りつけます。

 

9月のレシピ担当


酒井 麻由(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の「今月のレシピ」ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。

 

●写真/日髙 美月

 

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