坂ノ途中のお野菜セットが届いたら、どんな献立ができるの? 今回は4人家族の献立として、まかない担当のまゆさんが、Sサイズのセットとじゃがたまにんセットを使って、夏と秋の変わり目のお野菜の違いを楽しんでいただけるようなレシピを考えました。旬のお野菜をたっぷり使っているので、みなさんのおうちでも、8月、9月の献立の参考になればうれしいです。

一緒にチェック
初秋の5献立をご紹介します
まかない担当のまゆさんがSセットでつくってみました!

Day2/お野菜セットSサイズでつくる、晩夏の献立

ある木曜日の夕食の献立

◉空心菜と豚肉の梅和え
◉ごぼうと豆腐そぼろの山椒炒め
・お味噌汁
・ごはん

※献立のなかでピックアップしてレシピをご紹介するものに「◉」のマークをつけています。

空心菜は炒め物が定番ですが、新鮮なものは生で食べてもおいしいんです。今回は梅の香りと酸味がきいた、サラダ風の和え物をつくります。ごぼうのそぼろ炒めは、お肉ではなく豆腐を使っています。山椒の香りもアクセントに。

手順のポイント

ごはんを炊き、味噌汁をつくります。豆腐のそぼろをつくり、さっと炒めたごぼうと合わせ、味付けします。豚肉を茹でて粗熱をとり、空心菜の梅和えをつくります。

空心菜と豚肉の梅和え

材料(4人分)
空心菜 350g(約2束)
にんじん 100g(約1本)
玉ねぎ 100g(約1/2玉)
豚ロース肉(うす切り) 150g

〈タレ〉
梅 40g(約4粒)
大葉 4g(約5枚)
ごま 大さじ2
みりん 大さじ4 ※今回は「一子相傳 小笠原味淋」を使用しました
しょうゆ 大さじ4 ※今回は「井上古式じょうゆ」を使用しました
ごま油 大さじ2 ※今回は「一番絞りごま油」を使用しました

つくりかた(調理時間:約20分)
1)空心菜は5cm幅にざく切りし、茎の太い部分があれば繊維にそって細く切ります。玉ねぎは薄切りに、にんじんは千切りにします。

2)鍋に湯を沸かし、豚ロース肉を入れて色が変わるまでさっと湯がきます。ザルに上げて、水気を切ります。
3)タレをつくります。大葉は千切りにします。梅は種を取り包丁で叩きます。ボウルにタレの材料をすべて入れ、軽く混ぜます。
4)ボウルにタレとすべての材料を入れて和えます。

ごぼうと豆腐そぼろの山椒炒め

材料(4人分)
ごぼう 250g(約3本) 
木綿豆腐 400g(1丁)
山椒の実 小さじ1(お好みで調整してください)※山椒の実がないときは、粉山椒でも構いません
米油 大さじ2
しょうゆ 大さじ3強 ※今回は「井上古式じょうゆ」を使用しました
砂糖 大さじ1弱
みりん 大さじ1 今回は「一子相傳 小笠原味淋」を使用しました

つくりかた(調理時間:約15分)
1)ごぼうは千切りにし、水にさらしてアク抜きをします。豆腐はザルに上げて水気を切ります。
2)炒り豆腐をつくります。フライパンを熱し、木綿豆腐を入れます。潰しながら水分を飛ばし、そぼろ状になったら火を止めて、皿に上げます。
3)同じフライパンに油を引いて中火にかけ、ごぼう、山椒の実を入れて軽く炒めます。2を入れてなじんだら、しょうゆ、砂糖、みりんを加えます。全体が混ざったら火を止めます。

 

今回のレシピ担当


まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。エスニック系の料理が得意。