坂ノ途中のお野菜セットが届いたら、どんな献立ができるの? 今回は4人家族の献立として、まかない担当のまゆさんが、Sサイズのセットとじゃがたまにんセットを使って、夏と秋の変わり目のお野菜の違いを楽しんでいただけるようなレシピを考えました。旬のお野菜をたっぷり使っているので、みなさんのおうちでも、9月の献立の参考になればうれしいです。

一緒にチェック
初秋の5献立をご紹介します
まかない担当のまゆさんがSセットでつくってみました!

Day5/お野菜セットSサイズでつくる、晩夏の献立

ある日曜日の昼食の献立

◉万願寺のタルトフランベ
◉とうがんのオリーブオイル和え
・にんじんのポタージュ

※献立のなかでピックアップしてレシピをご紹介するものに「◉」のマークをつけています。

タルトフランベはフランス・アルザス地方の郷土料理です。ラードと玉ねぎ、ベーコンをのせるのが基本ですが、今回はお野菜たっぷりにアレンジ。とうがんの和え物は、とうがんを生のまま薄切りにして食感を楽しみます。味つけはタルトフランベに合わせて洋風に。

手順のポイント

にんじんのポタージュをつくります。タルトフランベの生地をつくり、野菜をのせてオーブンに入れます。焼き上がりを待つ間に、とうがんのオリーブオイル和えをつくります。

万願寺のタルトフランベ

材料(4人分/2枚

万願寺とうがらし 180g
玉ねぎ 90g(約1/2玉)
はたけしめじ 150g (約1パック)
サワークリーム 60g
塩 少々
こしょう 少々
オリーブオイル レシピに記載

〈生地〉
A薄力粉 200g
A塩 小さじ1
Aオリーブオイル 大さじ3
A水 100ml

用意するもの
クッキングシート
めん棒

下準備
オーブンを230℃に予熱しておきます

つくりかた(調理時間:約20分)※焼き時間を除きます

1)万願寺とうがらしは2〜3cm幅の斜め切りに、玉ねぎは1〜2mmの薄切りにします。はたけしめじは石づきを除いて、ほぐします。

2)生地をつくります。ボウルにAを入れてこね合わせ、ひとまとまりにします。これを2等分にします。


3)クッキングシートを敷いて、めん棒で生地を1枚ずつ伸ばします。2〜3mmの厚さが目安です。

4)それぞれの生地にサワークリームを塗ります。万願寺とうがらし、玉ねぎ、はたけしめじをのせ、全体に塩、こしょうをふります。オリーブオイル各大さじ1をまわしかけます。お好みでサワークリームを追加トッピングしてもおいしいです(今回は1枚につき、大さじ1程度加えました)。


5)230℃に熱したオーブンに入れ、15〜20分焼きます。焼き目がついたらオーブンから取り出し、お好みの大きさに切ります。

 

とうがんのオリーブオイル和え

材料(4人分)
とうがん 600g(約1/2玉) ※今回は姫とうがんを使いました
しょうゆ 大さじ2
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々

つくりかた(調理時間:約15分)

1)とうがんはピーラーなどで皮をむき、薄切りにします。
2)ボウルにとうがんを入れ、塩をふって10分ほどおきます。軽くしぼって水気を切ります。


3)2にしょうゆ、オリーブオイル、こしょうを加えて、混ぜ合わせます。


4)器に盛ります。飾りにこしょうをふり、オリーブオイル(分量外)をまわしかけます。

今回のレシピ担当


まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。エスニック系の料理が得意。