夏に出回る新れんこんから、秋、冬へと旬が続くれんこん。収穫の時期だけでなく、部位や切り方によっても 食感や味わいが変わり、さまざまな楽しみ方ができますよ。
部位によって変わる食感
れんこんは、先端に近い部分から「孫」「子」「親」と呼ばれ、それぞれ食感が異なります。部位ごとの特性を活かして調理すると、モチモチ、ザクザク、シャキシャキした歯ごたえの違いを存分に楽しめます。
親
比較的大きなサイズの「親」は、最初に成長した部分なので、繊維が太く歯ごたえはザクザク。火を入れると風味が増すので、煮物、炒め物、揚げ物に最適です。
子
中サイズの「子」は、繊維がみっちりと詰まっていて、歯ごたえはコリコリ。火を入れるとモチモチ感が出ます。もっとも扱いやすく、煮物、炒め物、酢の物、揚げ物など、いろいろなお料理に相性がいいのがこの部分です。
孫
芽に近く細めの「孫」は、成長途中の若くてやわらかい節。繊維が細いのでシャキシャキ感が強く、きんぴらやサラダ、酢の物に向いています。孫の部分は、親や子より傷みやすいので、なるべく早く使うようにしてくださいね。
時期に合わせた皮のむき方
7月~10月(新れんこん・旬の走り)
皮が薄いので、皮付きのままでもおいしく食べられます。黒っぽいところが気になる場合は、部分的にスプーンで皮を薄く剥くといいですよ。
11月~(旬の名残り)
皮が厚くなってくるので、気になる方はピーラーで皮を剥いてくださいね。
アク抜きで変わる食感

サラダや酢の物など、レンコンの白さを活かしたいときは、酢水、または水にさらしてアク抜きしてください。酢水や水にさらすことで、食感にも違いが生まれます。
酢水につけた場合
でんぷん質のはたらきが止まり、よりシャキシャキの食感に。サラダや酢の物におすすめです。
水につけた場合
ほっくりした食感になるので、炒め物や煮物におすすめです。
切り方で変わるおいしさ
厚い半月切り
きんぴら、天ぷら、ソテーなどに。もっちり感を楽しめます。
薄い半月切り
サラダ、酢の物に。シャキシャキした歯ごたえが活きます。
乱切り
筑前煮や煮物に適していて、さっと加熱するとコリコリ、よく火を通すとほっくり感が増します。
縦切り
炒め物に適しています。切り口を上にして、穴のくぼみに刃先を入れて縦に切ります。
輪切り
酢の物、サラダ、レンコンチップに。
硬くて切りづらい場合は、竹串がすっと通るまで、水から弱火でゆっくりと茹でて少し冷ましてから切ります。薄く切りたい時は、電子レンジで1分ほど温めると、割れずに切りやすくなります。
保存方法
すぐに使う場合
節の途中でカットされているレンコンは、乾燥や変色を防ぐためにキッチンペーパーで包み、袋に入れて冷蔵庫で保存してください。節ごとの場合は新聞紙で包み、風通しのよい場所で1週間ほど保存できます。室温が高い場合は、冷蔵庫に入れてください。
すぐに使わない場合
使いやすい大きさに切ってからさっと塩茹でし、水気を切ってフリーザーバッグに入れ、冷凍保存してください。
長期保存をする場合
スライスして風通しの良い場所で天日干しすると、常温で保存できるだけでなく、火の通りが早くなり、甘味も増します。炊き込みご飯や煮物、炒め煮などに便利です。
おすすめレシピ
焼きれんこんのレモンバターソースかけ
塩やしょうゆをかけるだけでも美味しいですが、今回はフレンチスタイルのバターソースで味わいます。パセリとレモンを使った香り豊かなバターソースが、滋味深いれんこんとよく合います。バゲットを添えてワインと楽しむのにもぴったりです。
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れんこんの塩から揚げ
れんこんを縦切りにして、もちもちとした食感を楽しめるから揚げに。シンプルながらおいしい一品です。
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れんこんそぼろの韓国風三色丼
お野菜たっぷりの韓国風のどんぶり。れんこんはシャキシャキの食感を活かすように、さっと炒めるのがポイントです。
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