かぼちゃとココナッツ、それぞれの甘みが重なるスープ。
すこしのお塩とピーナッツの香ばしさがアクセントになり、後を引く味わいです。
小豆やフルーツを入れて、デザート感覚でも楽しめそう。

季節のお野菜メモ


かぼちゃの収穫時期はおよそ6~9月頃。収穫後、貯蔵して追熟させることで、秋頃にはねっとり、またはほくほくした甘いかぼちゃになります。
夏から初秋のかぼちゃは、まだ水分が多く甘みが控えめなものも。そのみずみずしい食感を活かすなら、スープやプリンにするのがおすすめです。
今回は、西洋かぼちゃを使いましたが、水分が多くしっとりしたバターナッツかぼちゃでつくっても。

材料(2人分)

かぼちゃ 300~400g(約1/4コ)
ココナッツミルク 200ml
水 100ml
ピーナッツ 20g
塩 小さじ1/2

つくり方(調理時間:約20分)

1)かぼちゃは皮の固いところがあれば取り除き、食べやすい大きさに切ります。

2)鍋にかぼちゃ、ココナッツミルク、水を入れて弱めの中火にかけます。

3)かぼちゃを炊いているあいだに、ピーナッツを砕きます。ビニール袋に入れ、麺棒や包丁の柄などで潰すようにして細かくします(包丁で刻んでも構いません)。

4)かぼちゃに火が通り、やわらかくなったら、塩を加えて味を調えます。

器によそい、仕上げにピーナッツを散らしてできあがり。

奥行きのある甘みは、味が濃いめのおかずや、スパイスの効いたおかずと好相性!

おすすめの食材

・ココナッツミルク
スリランカで有機栽培されたココナッツを使用したココナッツミルクです。さらりとなめらかで、ココナッツのやさしい香りが感じられます。

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ココナッツミルク 400ml(200ml×2缶)
691円 (税込)

レシピを教えてくれた スタッフ


まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の編集室ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。