梨と水菜のシャキッとした歯ごたえ、みずみずしい甘みを楽しみましょう。
残暑のきびしい日にも、初秋の涼やかな日にもそれぞれ似合う、さっぱりとした味わいのサラダです。
季節の野菜・くだものメモ
梨の旬は、夏のおわりから秋にかけて。幸水、豊水、あきづき、新高など、早生から晩生までいろいろな品種が出荷されます。
みずみずしくすっきりとした甘みの梨は、そのまま召し上がるのはもちろん、お料理にもよく合います。お料理に加えるときのコツのひとつは、すっきりとした酸味を合わせること。また、香りのあるものや、シャキッとした食感のあるお野菜とよく合います。
こちらのレシピでは、塩とお酢、香りのいいごま油とシンプルに和えました。お野菜は、三つ葉の代わりに茗荷や白ねぎ、にんじんの細切りなどを合わせてもおいしいですよ。
ポイント
梨や野菜から水分が出るので、調味料は食べる直前に和えるようにしてください
材料(4人分)
梨 1玉 ※今回は幸水を使いました
水菜 80g(約1/2袋)
三つ葉 40g
酢 大さじ2
ごま油 大さじ2
塩 小さじ1
いりごま 適量
つくり方(調理時間:約10分)
1)水菜と三つ葉は5cm幅に切り、ボウルに入れます。
2)梨は4等分に切って、種を取り、皮をむきます。5mmの薄さに切り、さらに棒状になるように5mm幅に切って、1のボウルに加えます。
3)ボウルに、ごま油、酢、塩、いりごまを加えます。
全体をさっくりと和え、器に盛ります。
梨と水菜の食感が心地よく、三つ葉の香りがアクセントに。
おすすめの調味料
・エクストラバージンごま油 275g
焙煎していない生のごまを搾った、フレッシュな味わいの黄色いごま油。さらっとした口当たりと、ごま本来のナッツのような甘みがみずみずしいお野菜を引き立てます。
・有機純米酢 老梅 500ml
米から酒に、そして酒から酢に。昔ながらの発酵を活かした製法で造られた米酢です。
ツンとした酸味がなく、すっきりとした口あたりで、香りは華やかです。
レシピを教えてくれた スタッフ
まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の編集室ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。