完熟梅を塩麹に漬けておくだけでできる、手軽な梅の保存食です。
梅の実は甘酸っぱく塩気まろやかに、漬け床の塩麹は梅の風味が移ってさっぱり。
どちらも、いろいろなお料理に活用してみてくださいね。
スタッフより
分量をきちんと量らなくても、梅が塩麹に浸るくらいに漬ければ美味しくできあがります。
わが家では、それぞれこんなふうに使っていますよ。
梅の実は、梅干しと同じように、そのままごはんのお供にしたり、梅和えなどの料理に使ったり。梅干しよりも塩味はまろやかに仕上がります。
漬け床(梅塩麹)は、鶏肉や白身魚を漬けて焼いたり、オリーブオイルを加えてドレッシングにしてサラダにかけたり、調味料として活躍しています。
材料
梅(完熟) 適量
塩麹 適量 ※梅と同量程度が目安
下準備
・塩麹をつくります
塩麹のつくり方はこちらをご覧ください。
※ヨーグルトメーカーがある場合は8時間程で完成しますが、自然発酵の場合は完成まで4~5日程度かかります。できあがったものは冷蔵庫で保存できるので、梅を漬ける5日以上前にはつくっておきましょう。
※市販の塩麹をご用意いただいても構いません。
・梅の下処理をします
梅は黄色く熟したものを使います。
やさしく洗って水気を十分にふき取り、ヘタを爪楊枝などで取り除きます。
・保存容器の消毒をします
よく洗い、熱湯をまわしかけて乾かします。さらに、アルコールで内側をふきあげると完璧です。
つくり方
1)下処理した梅(完熟)を保存容器に並べて入れ、梅が浸るくらいまで塩麹を加えます。
2)ふたをして冷蔵庫に入れ、1か月程置きます。梅が柔らかくなれば食べごろです。
スタッフより(おまけ)
もうひとつおすすめしたい梅のレシピが「梅めんつゆ」。
つくり方はとても簡単、完熟梅をめんつゆに漬けておくだけ。わが家では、去年の梅しごとのなかで一番流行りました……そうめんとすごく合うんです。