いろいろなお料理に活用できる、ビーツの下ごしらえの方法をご紹介します。
手間のかかるイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、調理は意外と簡単。
シンプルにゆでたり、オーブンで焼いたりするだけで、甘くおいしくいただけます。

ビーツの下ごしらえ方法

ビーツの色とおいしさを逃さないよう、皮付きのまま加熱するのがおすすめです。
カットしたものを下ごしらえする場合は、オーブンで焼くほうが色やおいしさが逃げにくいですよ。

・ゆでて下ごしらえ
1)ビーツをよく洗います。葉がついている場合は切り落とします。

2)皮付きのまま鍋に入れ、かぶるくらいの水と少量の酢を入れて火にかけます。

3)沸騰したら弱火にし、差し水をしながら柔らかくなるまでゆでます。ゆで上がったら火を止め、ゆで汁につけたまま冷まします。
※ビーツ特有の土っぽい香りがこもらないよう、鍋に蓋はしないでください。
※ゆで時間はビーツの大きさによって調節してください。目安は30〜60分。竹串がスッと通る状態になればOKです。

・オーブンで焼いて下ごしらえ
1)ビーツをよく洗います。葉がついている場合は切り落とします。

2)皮付きのままアルミホイルに包み、200℃のオーブンで30〜40分焼きます。
※焼き時間はビーツの大きさによって調節してください。目安は30分以上。竹串をさしてスッと入る状態になればOKです。

保存方法

下ごしらえしたビーツは冷凍庫で長期保存が可能です。
食べやすい大きさに切って、保存袋でに入れて冷凍庫に保存してください。
使う時は、冷蔵庫で解凍。スープやスムージーには、冷凍のまま使えます。

おすすめの召し上がり方

下ごしらえをしたビーツは、そのまま召し上がっても。カットしてサラダに加えたり、オリーブオイルと塩をかけたり、チーズと一緒に食べたりするのもおすすめです。

じゃがいもと和えたり、バターでソテーしたり。ひと手間加えると、ビーツの楽しみがさらに広がりますよ。

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食卓の彩りに
ビーツのポテトサラダ

また、ビーツは下ごしらえなしでもおいしく食べられます。生のまま薄くスライスしてサラダに入れたり、千切りにしてきんぴらにしたり、ポタージュにも。

 

教えてくれたスタッフ:原田 有佳子(本と野菜・OyOy)
おしゃれなレストランでの修行経験もあるが、なぜかおばあちゃんっぽい料理が得意。ずっと「坂ノ途中だより」でレシピを発信したり、お野菜セットの中身、野菜の組み合わせを考えたりしていたけれど、今は京都の新風館というところにある坂ノ途中の店舗「本と野菜・OyOy」で料理をつくっている。