冬のあいだ、土のなかで根や地下茎にしっかりと養分を蓄え、あたたかくなると芽を出しはじめるアスパラガス。春がゆっくりとやってくる北海道では、5月から6月にかけて旬を迎えます。
5月に入り、北海道石狩市〈はるきちオーガニックファーム〉さんのみずみずしく甘いアスパラガスの販売がはじまりました。
産地直送で、箱に詰めてたっぷり1kg。さて、どうやっていただこう? 
アスパラガスをおいしく食べ切るための、保存方法やレシピをご紹介します。

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アスパラガスの保存方法

アスパラガスは、ほかのお野菜にも言えるように、収穫後も呼吸をつづけています。収穫から時間が経つにつれて、根元の方から筋張ってしまうのは、食物繊維の一種(リグニン)が合成されるため。
鮮度が落ちやすいお野菜ですので、なるべく早く召し上がっていただくのがおすすめです。

●冷蔵での保存

乾燥を防ぐため、湿らせたキッチンペーパーなどで根元部分を包み、袋をかぶせて冷蔵庫へ。冷蔵室の高さにもよると思いますが、できるだけ立てて入れるようにしてください。
アスパラガスには、茎を上向きに伸ばそうとする働きがあり、横に寝かすと余分なエネルギーをつかってしまうためです。

●冷凍での保存

生のものとくらべると食感が損なわれてしまいますが、使い切れない場合は冷凍して保存することもできます。
根元の硬い部分を切り落とし、下から3cmくらいの硬い皮をピーラーなどで剥いてから使いやすい大きさに切り、保存容器に入れて冷凍庫へ。
1cm幅に切っておくと、食感の変化もそれほど気になりません。
冷凍のアスパラガスをおいしく食べられるレシピも後ほどご紹介します。

アスパラガスのおいしい食べ方

「アスパラソテー」

はじめはシンプルに、香ばしく焼いてお塩をぱらっとかけて召し上がってみてください。
アスパラの甘み、ほっくりしゃきっとした食感が味わえます。
お肉やお魚のソテーに合わせるのもいいですが、アスパラだけでもごちそうのようです。

 

「アスパラと豆の蒸し煮」

この時季が旬のスナップエンドウやそら豆とあわせて、蒸し煮に。
塩とレモン、オリーブオイルの味付けでアスパラの甘みが引き立つ、さわやかな一皿です。
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「アスパラのしょうゆ麹和え」

ぽりぽりと、やみつきになるおかず。
しょうゆ麹の旨みと甘みがアスパラの風味を引き立てます。
冷蔵庫で3〜4日ほど日持ちするので、つくり置きにもおすすめです。
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「アスパラと新玉ねぎの炊き込みご飯」

甘みと食感を生かして、混ぜご飯にするのもおすすめです。
ひと玉丸ごと炊いた新玉ねぎはジューシーに。軽くソテーして加えたアスパラは、しゃきっと食感が良く、色味もきれいです。
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「アスパラのおあげ巻き」

アスパラのベーコン巻きや肉巻きは定番のおかずですが、ここではおあげ巻きに。
なかのアスパラはほっくり、おあげは香ばしく、ジューシーに。
甘辛い味付けで、ごはんにもよく合いますよ。
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「アスパラの塩麹ミネストローネ」

赤いトマトのスープと緑のアスパラの色あいがきれいなミネストローネ。
このレシピでは、冷凍したアスパラを使っています。新鮮なうちに冷凍保存しておけば、時間が経ってもおいしく食べられますよ。もちろん、生のアスパラでも。しゃきっとした食感がより際立ちます。
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ほかにもいろいろ!アスパラのレシピまとめ

このほかにも、パスタの具材にしたり、フライやフリットにしたり、お味噌汁に入れたりと、召し上がり方はいろいろ。
坂ノ途中の編集室では、ポーチドエッグとチーズをのせた「アスパラミラネーゼ」、パスタソースにもアレンジできる「アスパラのカルボナーラ」などのレシピもご紹介しています。こちらもご参考に。

どれもおいしそうで、1kgでは足りないくらいかも……?

北の大地から届く、この時季だけの旬の味わい、存分にお楽しみいただけますように。

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