甘煮ならではの、しっとりとした食感と甘酸っぱさは、生のりんごとはまた違うおいしさ。キャラメルのような深い甘みを味わってみてください。
ヨーグルトや紅茶と合わせたり、お菓子にアレンジしたりと活用もできるので、まとめて作っておくと重宝します。

季節のくだものメモ

秋から冬、いろいろな品種のりんごが登場します。初秋にはシナノドルチェやつがる、10月半ばごろからは秋映やシナノスイート、11月は陽光、王林、ぐんま名月、12月はシナノホッペ、ふじなどと、色も香りも味もさまざま。品種ごとの違いも感じてみてくださいね。
※今季は収穫量が少なく、坂ノ途OnlineShopでのりんごの販売は終了いたしました

材料(つくりやすい分量)

りんご 1個(約300g)
砂糖 大さじ2
バター(お好みで) 5~10g

つくり方(調理時間:約20~30分)

1)りんごは4等分に切って芯と種を取り除き、皮つきのまま好みの厚さに切ります。
※切り方はお好みです。小さめのいちょう切りにしても

2)鍋にバター(入れる場合)、りんごを入れて火にかけ、砂糖を加え、焦げ付かないようにときどき混ぜながら煮詰めます。

3)お好みの加減で火をとめ、器や保存容器に移します。

※りんごの分量やお鍋の種類によって、煮る時間は異なりますが、食感を残す場合は10分程度、くたっと柔らかくする場合は15分から30分が目安です。焦げ付きそうな場合は、途中で砂糖(分量外)を加えると、りんごがキャラメリゼされた香ばしい甘さに。

動画で見たい方はこちら▽

保存方法

保存は冷蔵庫で7日程度。また、冷凍保存も可能です。少量ずつラップに包んでジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍しておけば、いつでもりんごの風味を楽しめますよ。

りんごの甘煮の楽しみ方

・ヨーグルトと混ぜて

りんごの甘煮をプレーンヨーグルトに加え、混ぜながらいただきます。りんごのシャキッとした食感を残す程度に軽く煮たものがよく合います。食べやすいよう、りんごはいちょう切りにしています。

・紅茶と合わせて

キャラメリゼするくらいじっくりと煮たりんごは、温かい紅茶と相性ぴったり。お茶請けにしても、紅茶に入れて飲んでも。

・スコーンに

スコーン生地に混ぜ込めば、りんごのスコーンのできあがり。オーブンで焼き上がったりんごの皮が香ばしく、果肉はジューシーです。プレーン味のスコーンに添えるのもいいですね。
レシピはこちら≫

レシピを教えてくれた スタッフ


まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の編集室ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。