梅干しに甘みを加えて練り上げた調味料、梅醤(うめびしお)。
甘みと酸み、こくのある味で、そのままご飯のおともにするのはもちろん、食材に下味を付けたり、お野菜と和え物にしたりと、さまざまに活用できます。
「風邪をひきそうなときは、梅醤にお茶を注いで、梅醤番茶にしてますよ」と話してくれたのは、毎年梅干しは自分で漬けているという、まかないスタッフのまゆさん。自家製の梅干しでつくってみるのもいいですね。

 

一緒にチェック
初夏の手しごと
梅干しのつくり方
  

材料

梅干し 10個
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ3
酒 大さじ3

つくり方(調理時間:約15分)

1)鍋にすべての材料を入れ、中火にかけます。

2)煮立ったら弱火にし、梅をつぶしながら、全体がもったりしてくるまで5〜10分ことこと煮ます。

3)火を止め、ある程度冷めたら種を取り除き、保存容器に入れます。

保存の目安

冷蔵庫に入れて保存し、2週間〜1か月ほどで使い切ってください。
煮沸消毒した瓶に入れ密閉しておくと、保存性が高まります。

梅醤を使ったレシピ

■納豆と大葉と梅醤の揚げ餃子

納豆と大葉を具材にした揚げ餃子。梅醤がさっぱりとした味の決め手に。下味がしっかりと付いているので、たれをつけなくてもおいしくいただけます。
レシピはこちら≫

■梅醤和え野菜たっぷり白米麺

梅風味のたれをたっぷりのお野菜と麺に絡めた、サラダ感覚で楽しめる一品。
梅醤とお酢のさっぱりとした酸味がきいて、夏の暑さで食欲が落ちているときでも、お箸がすすみます。
レシピはこちら≫

 

レシピを教えてくれた スタッフ


堀内 丹賀(まかないづくり、レシピ作成)
畑が身近な環境で育ち、子どものころから野菜も料理もすき。海外でバリスタを経験したり、ヴィーガン料理のお店に勤めてたりして坂ノ途中へ。洋風のごはんやお豆を使ったヴィーガン料理が得意。ファラフェルがだいすき。