立春の前日、節分の日に恵方を向いていただく恵方巻き。
七福神に由来して、7つの具材を入れると縁起が良いと言われています。
色とりどりの6種のお野菜とたまご、あわせて7種の具材で、春の花のようにカラフルなお野菜巻き寿司をつくります。

紅だいこんのすし酢漬け、ごぼうの醤油漬け、にんじんの煮物、きくなのごま和え、しいたけの煮物、ほうれん草の塩ゆで、玉子焼きを具材にします。

材料(4本分)

〈酢飯〉
米 3合
昆布 1/2枚(約3g)
●すし酢 
米酢 大さじ5 
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1と1/2

ごぼうの醤油漬け
ごぼう 1本(約200g)
しょうゆ 大さじ3
砂糖 大さじ2
酢 大さじ2
赤とうがらし 1本

〈しいたけの煮物〉
干ししいたけ 50g
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2

〈にんじんの煮物〉
にんじん 1本(約200g)
だし汁 200ml
塩 ひとつまみ

〈紅だいこんのすし酢漬け〉
紅だいこん 1/2本
●すし酢
米酢 大さじ2 
砂糖 大さじ1/2
塩 小さじ1/2

〈玉子焼き〉
 4個
だし汁 大さじ5
薄口しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
酒 小さじ1
油 適量

〈きくなのごま和え〉
きくな(春菊) 1束(約150g)
ごま 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2

〈ほうれん草の塩ゆで〉
ほうれん草 1束(約150g)
塩 適量

板海苔 4枚

下準備

干ししいたけは、ひたひたの水に浸し、戻しておきます。

つくり方

1)酢飯をつくります。米は研いでザルにあげます。炊飯器または鍋に米を入れ、通常よりやや少なめの水を加え、昆布をのせて炊きます。すし酢の調味料を合わせ、炊き上がったご飯と合わせてしゃもじで切るように混ぜます。
※すし酢は、多めにつくっておくと、紅だいこんの味付けに使うことができます

2)ごぼうの醤油漬けをつくります。ごぼうは5~6cmの長さに切り、縦半分に切ります(太ければもう半分に切ります)。鍋にしょうゆ、砂糖、酢、赤とうがらしを入れて火にかけ、沸騰したらごぼうを加え、1~2分煮詰めます。火をとめ、冷ましながら味をしみ込ませます。

3)しいたけの煮物をつくります。戻したしいたけは薄くスライスします。干ししいたけの戻し汁、砂糖、しょうゆ、みりん、しいたけを鍋に入れて火にかけ、水分がほとんどなくなるまで煮ます。

4)にんじんは5~6cmの長さの拍子木切りにします。鍋にだし汁、塩、にんじんを入れ、軽く火が通るまでさっと炊きます。

5)紅だいこんを薄く半月切りにし、ボウルに合わせておいたすし酢と和えます。

6)きくな(春菊)は束のまま塩ゆでにし、水気を絞ります。5~6cmの長さに切り、ごまとしょうゆを加えて和えます。

7)ほうれん草は束のまま塩茹でにし、水気を絞り、半分の長さに切ります。

8)玉子焼きをつくります。ボウルに卵を溶き、だし汁、薄口しょうゆ、みりん、酒を加えて混ぜます。玉子焼き器またはフライパンに油をひいて火にかけ、温まったら2~3回に分けて卵液を流し込んで焼き、巻きます。

9)巻き簾に焼き海苔をのせ、上2cmほどを残して酢飯を薄くひろげたら、すべての具材をのせ、巻きます。巻きはじめは手早く、一気に巻き上げるのがポイントです。

まるごとかぶりついても、

食べやすい大きさに切ってお皿に並べても。

 

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レシピを教えてくれた スタッフ


まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の「今月のレシピ」ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。