こんにちは、広報くらたです。
今週から11月、霜月です。近所のあちこちで、さざんかの花が咲き始めました。朝出かけるときは明るい紅色、夜帰るときはぽうっと浮かんだ白色の花に目が行きます。寒い冬の間中、花を咲かせ続けることから、花言葉は「困難に打ち勝つ」「ひたむき」。色別では、白色は「愛嬌」、紅色は「謙虚」だそうです。白はともかく、あの華やかでつややかな紅色のさざんかに、「謙虚」「謙遜」の言葉をあてた背景がとても気になります…。
今週は、新米登場!古代米をピックアップします。自然のめぐみを受け、大切に育てられた古代米。もちもちとした食感と、豊かな風味が魅力です。京都の御所南に新しく、提携店舗「坂ノ途中soilAnnex」がオープンしたニュースもお届け!ぜひお立ち寄りください。     
***古代米***
古代米とは、古代から栽培されていた稲の特徴を受け継ぐお米のこと。水のきれいな京都の南丹市で、生きものいっぱいの田んぼで育てられた、美しい色あいのもち米です。生産者の堀悦雄さんは、できるだけ自然に近い状態でのお米作りに取り組まれ、農薬を使わず有機肥料を徐々に減らし、土壌が豊かになった今は完全に無施肥で栽培されています。

上の写真左から、赤米、黒米、虹色米の3種類。玄米ではなく、色を生かしつつ固さを軽減できるよう、三分づきにしています。虹は色々な品種の古代米を同じ田んぼに植え、収穫したもの。虹の田んぼは、中で異なる品種が少しずつ交雑し、そこから取った種もみを翌年また
まいて…を繰り返し、どんどん多様性に富んでいっているそうです!
ジョギングとスノーボードが趣味のパワフルな堀さん。お米作りが好き、という言葉の通り、田んぼの前での笑顔がとっても素敵です。

**古代米の炊き方**

白米に対して1割ほどの量を混ぜて炊くだけ!全体が美しく色づき、もっちりとした食感になります。この写真のほのかなピンクは、虹の古代米を混ぜて炊いた色。かみしめると深い味わいと豊かな香りが広がる、優しい甘さとあたたかさが感じられるごはんです。栗ごはんや豆ごはんにも合います!ぜひお試しくださいませ◎

***坂ノ途中soil Annex オープン!***

 
10/28(水)、京都御所南に提携店舗「坂ノ途中soil Annex」がオープンしました!
素材をえらび丁寧なごはんをだし続けてきた人気ごはん屋さんのオーナーが、坂ノ途中のコンセプトに共感しスタートさせた八百屋です。
お店はもともと、カレーショップLueというカレー屋さんだったところ。じつは坂ノ途中で販売している冷凍カレーを作ってくださっていたお店です(八百屋スタートの関係で、カレーの製造販売は一時ストップしています)。坂ノ途中と一緒に農家さんを訪ねたり
カレーを作ったりする中で、もっと直接的に農業にかかわる仕事がしたい!という思いが募り、思い切って八百屋に改装してしまいました!直営店舗 東寺の「坂ノ途中soil」、代々木八幡の「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」ともども、よろしくお願いいたします!
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それでは、また来週!