国産のレモンの旬は、冬から春にかけて。フレッシュな果実が手に入る時季に、保存食を仕込んでみませんか。
皮ごと漬け込む塩レモンのつくり方と、お料理やドリンクへの活用アイディアをご紹介します。
塩レモンのつくり方
材料
レモン 1㎏(500gずつに分けて使います)
塩 70g(50gと20gに分けて使います)
用意するもの
保存瓶
※下の写真は容量1Lの瓶を使っています。
※よく洗い、熱湯をまわしかけて乾かします。さらに、アルコールで瓶の内側をふきあげると完璧です。
つくり方
1)レモンはよく洗います。500gをくし切りにし、残りの500gは搾って、果汁150mlを用意します。
2)くし切りにしたレモンの断面に塩50gをまぶします。
3)保存瓶に2のレモン、1のレモン果汁を入れ、最後に塩20gを入れて蓋をします。
4)常温で熟成させます。時々瓶をひっくり返して全体を混ぜます。
保存の目安
熟成が進むにつれて、果汁はトロリとシロップ状に。約1か月後から使えます。
熟成が終わった後の保存は冷蔵庫で。1年以内に使いきるようにしてくださいね。
お料理に活用する場合は、熟成後にレモンの実を取り出し、細かく刻んでおくか、オイルを適量加えてフードプロセッサーでペースト状にしておくと使いやすいですよ。
塩レモンの活用アイディア
できあがった塩レモンは、ドレッシング、マリネ、スープや炒め物の隠し味、そしてドリンクなど、さまざまにお使いいただけます。お気に入りを見つけてみてくださいね。
塩レモンポテトサラダ
ポテトサラダに刻んだ塩レモン少々を加えて和えます。
塩レモンドレッシング
刻んだ塩レモン大さじ2、オリーブオイル大さじ1、砂糖大さじ1、水大さじ1を混ぜてできあがり。サラダにかけてお召し上がりください。
砂糖の量はお好みで調整を。お好みで胡椒をふってもよく合います。
きのこのレモンガーリックソテー
きのこのガーリックソテーの仕上げに、刻んだ塩レモン少々を加えます。ほかにも、ブロッコリーやにんじんなど、お好みの野菜を炒めて、隠し味に。
ポトフなどのスープに
ポトフのスープに塩レモン1片を加えます。酸味がほのかに効いた、さわやかな味わいに仕上がりますよ。
塩レモンサワー
レモンサワーに刻んだ塩レモン少々をトッピングします。
レモンサワーは市販のものでも構いませんが、手づくりもおすすめ。レモン、氷砂糖、ホワイトリカー(または焼酎など)で自家製レモンサワーの素を仕込んでおけば、炭酸水で割って、いつでも楽しめます。