vol.20
じゃがいも、玉ねぎ、にんじん。
みなさまはどんなメニューが思い浮かびますか?
カレー、肉じゃが、ポトフ、いろいろなお料理に変身。
日持ちもするので、便利なお野菜ですよね。
今回はじゃが・たま・にんで、赤ちゃんも大人も美味しいトマト煮をご紹介します。
たっぷりのお野菜の甘みでトマトの酸味がまろやかになり、赤ちゃんも食べやすいです。
材料
大人2人+子ども1人
干し椎茸2g
昆布2g
水200cc
トマトジュース1缶
(今回はオーガニックトマトジュースを使いました)
じゃがいも 中1個
玉ねぎ 中1個
にんじん 中1本
●大人用追加材料
塩
お好みでカレーパウダー
つくりかた
1) じゃがいも、にんじん、玉ねぎは皮を剥き乱切りにします。
2) 鍋に水、干し椎茸、昆布、じゃがいも、にんじん、玉ねぎを入れて火にかけます。
3) 沸騰したら干し椎茸、昆布を取り出し、トマトジュースを入れます。
4) 再沸騰後、15分煮込みます。
5) 離乳食用に野菜を取り分けて刻み、皿に盛ってスープをかけます。
6) 大人用には塩を加え、味を整えます。
この取り分け方法で、離乳中期ごろから食べられます。お野菜を取り出してフードプロセッサーなどでペーストにすれば、離乳初期の赤ちゃんも食べられますよ。
今回は1食分の分量でご紹介していますが、たくさんつくって冷凍保存もできます。
工程4の煮込むところまでをつくりおきしておくのがおすすめ。離乳食はもちろん、大人にはカレー粉、チーズなどを加えても。いろいろなアレンジを楽しんでくださいね。
執筆:奥野由(おくのゆい)
大学で栄養学を学び管理栄養士の資格を取得。食品メーカーで商品開発として楽しく働いていたが、出産を機に「子どもと食」への興味がむくむくと膨らみ退職。離乳食や幼児食の勉強をはじめる。母子栄養指導士の資格を取助産院などで教室を開催しつつ、坂ノ途中と一緒にベビーフードを考えている。あだ名は「ちゅい」。その由来もいずれこのコラムで明らかになるかも……?