vol.19
赤ちゃんのごはんを作るとき、調味料や加工品など、「これは使ってもいいのかな?」と気になることがあるかもしれません。
海苔やおかかは、細かくしてお粥やお野菜に混ぜると風味が出るので離乳食にもおすすめ。
離乳後期以降は、油やチーズも少し使えますよ。
今回は、そうした材料も使った大人のごはんから取り分けて、離乳食をつくってみましょう。
寒い日にぴったりの、ほっこり温まるグラタンです。
材料
(大人2人+子ども1人)
豆乳 250ml
※今回は白うさぎの豆乳2パックを使いました
小麦粉 大さじ2
バター 30g
塩 小さじ1/2
さといも 小10個
玉ねぎ 1/2個
小松菜 2株
パン粉 適量
チーズ 適量
海苔 適量
※今回は有明海苔 紫彩を使いました
みそ(大人用)
※今回はれんげ米の完熟味噌を使いました
つくりかた
1)さといもは皮付きのまま、かぶるくらいの水を入れた鍋に入れ火にかけ、沸騰後15分茹でます。皮を剥き1/2〜1/4にカットします(炊飯器で茹でることもできます)。小松菜は茹でて刻みます。
2)ホワイトソースをつくります。鍋にバターを入れて火にかけ、溶けたらスライスした玉ねぎを入れて炒めます。
3)玉ねぎに火が通ったら、小麦粉を加えて炒めます。
4)小麦粉が馴染んだら豆乳を少しずつ加えて伸ばします。すべて入れ終わったら塩を加え、3分加熱します。
5)さといも、小松菜を離乳食用に少しとりわけ、大きな具を刻みます。
6)さといも、小松菜を大人用、子ども用のグラタン皿に並べ、ホワイトソースをかけます。チーズ、パン粉を適量かけ、トースターで5分加熱します。
7)海苔をかけ、大人用には味噌を添えます。
赤ちゃんにはやけどしないように少し冷まして。大人はお味噌をつけながらはふはふ食べてくださいね。
執筆:奥野由(おくのゆい)
大学で栄養学を学び管理栄養士の資格を取得。食品メーカーで商品開発として楽しく働いていたが、出産を機に「子どもと食」への興味がむくむくと膨らみ退職。離乳食や幼児食の勉強をはじめる。母子栄養指導士の資格を取助産院などで教室を開催しつつ、坂ノ途中と一緒にベビーフードを考えている。あだ名は「ちゅい」。その由来もいずれこのコラムで明らかになるかも……?