ふっくらと仕上がる小豆の茹で方、そして甘みを加えた、ぜんざい、つぶあんのレシピをご紹介します。

ゆで小豆

ポイント
途中、何度か蒸らすことで、小豆は皮まで柔らかく、ふっくら仕上がります。

材料
小豆 150g
水 適量

つくり方

1)小豆の渋抜き
鍋に洗った小豆とたっぷりの水を入れ、中火にかけます。沸騰したら約5分煮ます。たっぷりの差し水をし、人肌程度まで温度を下げます。
再沸騰したら火を止め、蓋をして30分ほど蒸らします。ザルに小豆をあけます。


2)小豆を煮る
小豆は鍋に戻し入れます。水をひたひたに加え、中火にかけます。沸騰したら火を弱め、アクを取り、1時間ほど煮ます。
途中で、小豆が煮汁から頭を出さないように差し水をします。
豆を指でつぶせるくらいまで柔らかくなったら、火を止めます。蓋をして30分ほど蒸らします。
ボウルにザルをのせ、小豆をあけます。煮汁の上澄みは捨て、底に沈殿した小豆の中身は、ゆで小豆と合わせて使います。

ゆで小豆は、次にご紹介するぜんざい、あんこのほかにも、スープやカレーなどいろいろなお料理に使えますよ。

一緒にチェック
小豆のレシピ

ぜんざい

材料
ゆで小豆(小豆150g分)
砂糖 120~150g
※小豆の8割~同量くらいが目安。お好みで調整してください
塩(お好みで) 少々
水 200ml

つくり方
鍋にゆで小豆、砂糖、塩、水を加え、弱火にかけ10分ほど煮ます。火を止め、蓋をして10分ほど蒸らし、甘みをなじませます。

つぶあん

材料
ゆで小豆(小豆150g分)
砂糖 120~150g
※小豆の8割~同量くらいが目安。お好みで調整してください
塩(お好みで)少々

つくり方
鍋にゆで小豆と砂糖を入れ、中火にかけます。耐熱ヘラで練りながら煮詰めます。お好みのかたさよりやや手前で火を止めます。※あんは、冷めると少しかたくなります
仕上げにお好みで塩を加え、バットに移して冷まします。

あんバタートーストなどに。お好みの召し上がり方でどうぞ。

レシピを教えてくれたスタッフ

原田 有佳子(本と野菜 OyOy)
おしゃれなレストランでの修行経験もあるが、なぜかおばあちゃんっぽい料理が得意。ずっと「坂ノ途中だより」でレシピを発信したり、お野菜セットの中身、野菜の組み合わせを考えたりしていたけれど、今は京都の新風館というところにある坂ノ途中の店舗「本と野菜・OyOy」で料理をつくっている。