1月7日の朝、1年の無病息災を願って食べる七草がゆ。年末年始で疲れた胃腸を優しく労わってくれますよ。
できれば土鍋のような厚みのある鍋でつくってください。火のあたりが柔らかくなるため、お米がふっくら炊き上がります。
春の七草とは?
春の七草とは、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろのこと。健康と豊作を祈って食べる七草がゆは、昔の人の生活の知恵が詰まっています。
材料
米 1合(150g)
七草 50g~100g
塩
つくり方
1)米は研いでざるにあけます。
2)鍋に入れ、約1.2Lの水を注ぎます。 ※水の量は米の約5~8倍が目安ですが、鍋の材質や大きさ、お好みの炊き加減に合わせて調整してくださいね。
3)蓋をして火にかけます。沸騰したら底から一度かき混ぜ、ごく弱火にします。蓋をずらし、好みのかたさになるまで30分ほど炊き、塩で味を調えます。
※粘り気を抑えてさらっとした口当たりのおかゆに仕上げるため、できるだけ混ぜないように。水分が少なくなったら、水を足してくださいね。
4)七草は細かく刻みます。鍋に七草を加えて火を止め、蓋をして余熱で火を通します。
レシピ作成:原田 有佳子(本と野菜・OyOy)
おしゃれなレストランでの修行経験もあるが、なぜかおばあちゃんっぽい料理が得意。ずっと「坂ノ途中だより」でレシピを発信したり、お野菜セットの中身、野菜の組み合わせを考えたりしていたけれど、今は京都の新風館というところにある坂ノ途中の店舗「本と野菜・OyOy」で料理をつくっている。