特集・やさいが主役の鍋

冬の食卓の定番・お鍋におすすめの食材や調味料を集めました。
お野菜がもつ甘みや旨みを引き出せば、シンプルな味付けだけでとびきりの美味しさに。つけだれや薬味があれば、味の変化も楽しめます。
季節のお野菜が主役の、温かなお鍋を囲みましょう。

目次

お鍋の主役に。秋冬野菜
葉野菜や根菜、きのこ、滋味深い味をお鍋の主役に。寒さの増す時季は、お野菜の味わいがぎゅっと濃くなってきます。お野菜から出るだしのうまみをじんわりと感じてみてください。
あらいぶきっちんのお豆腐セット
京都府の南西部、長岡京市にあるお豆腐屋〈あらいぶきっちん〉さん。坂ノ途中のまかないにもお豆腐やおあげさんが使われ、スタッフにもファンの多いお豆腐屋さんです。

水以外の原材料は、国内の契約農家が育てた栽培期間中農薬不使用の大豆と、伊豆大島のにがりのみ。昔ながらの方法でつくられるお豆腐は、大豆のもつ甘みやコク、風味がまっすぐに感じられます。

今回は、もめんや絹、おぼろなどのお豆腐に加え、国産一番絞りの菜種油でひとつひとつ手揚げした厚揚げやおあげさんなどをセットでお届けします。

旨みを生かす、基本のだしや調味料
美味しいだしや調味料があれば、お鍋の基本となる味も簡単に決まります。まろやかな味のお塩、醤油、味噌やみりんで素材の旨みを生かし、一段とふくよかな味わいを。
たれや薬味で味わいに変化を
煮汁の味がシンプルなお鍋は、たれや薬味で味に変化をつけられるのも魅力。
ポン酢でさっぱり、だし醤油やごま油でこっくり。変わり種の辣油やカレーペーストでぴりりと辛く。好みの味にして、飽きることなく楽しめます。
<スタッフのおすすめ>
●ピーナッツだれ
ピーナッツバター無糖(大さじ2)、砂糖(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1)、味噌(大さじ1/2)、お鍋のお出汁(適量)をよく混ぜ合わせます。こっくりと濃厚な味わいで、葉ものからきのこまで、どんな具材にもよく合いますよ。辣油を加えて、ピリ辛にするのもおすすめです。
だしを味わい尽くす、しめの食材
ごはんをくつくつと炊いて雑炊にしたり、麺に味をしみ込ませたり。お野菜のうまみたっぷりのスープを、余すところなく味わい尽くしましょう。
お鍋にぴったりのワイン
お鍋にぴったりのワインを2本セレクトしました。
ワインだけを飲んでいても、白菜たっぷりのお鍋とあわせると美味しいだろうな……と想像できてしまうほど。
お鍋とワインのマリアージュをお楽しみください。
野菜たっぷり!お鍋レシピ
坂ノ途中の編集室ではお鍋のレシピをご紹介しています。柚子だれでいただく水炊きや、根菜の白味噌鍋、ニラと根菜のカレー鍋など。食卓の参考にしてみてくださいね。