ゆでた豆を、だし汁に浸していただく「ひたし豆」。
東北地方では、ひたし豆と数の子を合わせた「数の子豆」をお正月に食べるそう。
そのままでお酒のおつまみに、サラダのトッピングや混ぜごはんの具材にしても。

◆材料
大豆(乾燥) 100g
※大豆の種類はお好みで。写真は青大豆を使っています。
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
昆布 2cm角1枚
かつお節(お茶パックに入れます) 5g
赤とうがらし 1本

◆下準備
大豆はよく洗い、たっぷりの水に一晩浸して戻します。

◆つくり方
1)鍋に大豆を戻し汁ごと入れ、火にかけます。沸騰したら弱火にし、アクを取りながら1時間ほど、好みのかたさになるまでゆでます。ざるにあけて水気を切ります。
※ゆで加減はお好みで。歯ごたえが残るくらいかために仕上げるのがおすすめ。

2)赤とうがらしは種を除いて輪切りにします。

3)別の鍋に水200ml、しょうゆ、みりん、昆布を入れて弱火にかけます。沸騰直前に火を止め、大豆、かつお節、赤とうがらしを加えて余熱で味を含ませます

◆保存の目安
密閉容器に入れ、冷蔵庫で翌日~約1週間

ゆで汁と豆を少し鍋に残しておき、
ミネストローネなどの豆入りスープのベースにしたり味噌汁に使っても美味しいですよ!

レシピ作成:原田 有佳子(oyoy)
おしゃれなレストランでの修行経験もあるが、なぜかおばあちゃんっぽい料理が得意。ずっと「坂ノ途中だより」でレシピを発信したり、お野菜セットの中身、野菜の組み合わせを考えたりしていたけれど、今は京都の新風館というところにある坂ノ途中の店舗「本と野菜・OyOy」で料理をつくっている。

 

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