今月からは「季節のお野菜献立」と題し、坂ノ途中のお野菜セットでお届けする内容を中心に、献立を考える企画をスタートします。春夏秋冬、お届けするお野菜の季節の移ろいとともに、楽しんでいただけたら嬉しいです。

一緒にチェック
春の5献立をご紹介します
まかない担当の高木さんがSセットでつくってみました!

Day3/お野菜セットSサイズでつくる、春の献立

ある日曜日の昼食の献立

◉リーフレタスとにんじんラペ、鶏ハムのサンドイッチ
◉スナップエンドウと卵の鶏だしスープ
◯甘夏

のんびり過ごしたい休日のランチは、前日に仕込んだ具でつくるサンドイッチを。リーフレタスとにんじんラペをたっぷり挟めば、シャキシャキと食感良く仕上がります。スープも鶏ハムの茹で汁を活用すれば手軽。スナップエンドウの香りが、春を感じさせてくれます。

手順のポイント
鶏肉を茹で、冷ましている間にフライパンでトーストする準備をしておきます。スナップエンドウは1袋茹でておけば、次の日の料理にも使えます(今回は火曜の「スナップエンドウとピーナッツの豆腐和え」に使います)。最後にスープをさっと仕上げます。

リーフレタスとにんじんラペ、鶏ハムのサンドイッチ

材料(2人分)

食パン 4枚 ※今回は6枚切りを使いました
リーフレタス 8枚
にんじんラペ ※金曜につくり置きしたものを使いました
粒マスタード 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2 ※今回は「ふくたまごマヨネーズ」を使いました

〈鶏ハム〉
鶏むね肉 150g 
砂糖 大さじ1
塩 大さじ1 ※今回は「自凝雫塩(おのころしずくしお)」を使いました
こしょう 少々

準備するもの
保存袋
キッチンペーパー

前日準備
鶏むね肉に砂糖、塩、こしょうをすり込み、ジップロックなどの保存袋に入れ一晩置きます。

 

つくりかた(調理時間:約20分 ※前日準備は除きます)

1)一晩置いた鶏むね肉をさっと水洗いします。鍋に湯を沸かし、鶏むね肉を入れ弱火で6〜7分茹でます。火を止めて鍋に蓋をし、湯が冷めるまで鶏むね肉を漬けておきます。茹で汁は、スープに使うので残しておきます。

2)フライパンに食パンを入れ、片面を焦げ色がつくまで焼きます。4枚とも同じように焼きます。

3)クッキングペーパーをしき、焦げ目がある面を下にして食パンを2枚並べます。焼いていない面に粒マスタードとマヨネーズをぬります。リーフレタス、鶏ハム、にんじんラペ、リーフレタスの順でのせます。残りの食パンで、焦げ目がある面が上になるようにして挟みます。

4)クッキングペーパーで包み、ペーパーごと包丁で半分に切ります。

スナップエンドウと卵の鶏だしスープ

材料(2人分)
スナップエンドウ 6個
卵 1個
鶏肉の茹で汁 400ml 
※「リーフレタスとにんじんラペ、鶏ハムのサンドイッチ」をつくったときの茹で汁を使います
※湯400mlとコンソメ(固形なら約1個、粒状なら約大さじ1)でも代用できます
塩 少々 ※今回は「自凝雫塩(おのころしずくしお)」を使いました
こしょう 少々

つくりかた(調理時間:約7分)

1)スナップエンドウは筋を取り、さっと塩湯茹でして取り出し、冷水につけて冷まします。冷めたらキッチンペーパーなどで水気を切り、斜め半分に切ります。卵は溶いておきます。

2)鍋に鶏肉の茹で汁を入れて中火にかけ、塩、こしょうで味を調えます。沸騰したらスナップエンドウを入れ、溶き卵をまわし入れます。再び沸騰したら火を止めます。

今回のレシピ担当


高木 友香(まかないづくり、レシピ作成)
小さい頃から料理好きで、小学生の頃に自分用の包丁を買ってもらった。「料理は時短も大事!」と、いかにスピーディーに料理できるか日々追求している。最近はスパイスにハマっていて、神戸まで買い出しに行くほど。坂ノ途中の「今月のレシピ」では、毎月数種類のレシピを考えている。