こんにちは。坂ノ途中のコーヒー担当、岩﨑と北浦です。

2026年現在。坂ノ途中がコーヒーの生産者さんと出会って10年、私たちが入社して5年。かつては鞄いっぱいにコーヒーを詰めて駆け回っていましたが、今や焙煎量は当時の100倍に。製造現場はちょっとした工場のように成長しました。

今回は、そんな変化の中でも、私たちがオリジナルブレンドで「これだけは絶対に変えない」と決めていることついて、お話しさせてください。

ブレンドのつくり方

お店やオンラインショップなどでよく目にするブレンドコーヒー。その名の通り、2種類以上のコーヒーをブレンドしたものを指します。ブレンドコーヒーでは「何がブレンドされているか」に関心が向きがちですが、「どう混ぜているか」という方法にも、違いがあることをご存じでしょうか。

ブレンドには2種類の方法があります。

焙煎する前、生豆の状態であらかじめブレンドする方法。焙煎は1回で完結するので、作業効率が高い方法です。

それぞれの生豆を別々に焙煎してから、ブレンドする方法。ブレンドに使用する豆の種類の数だけ焙煎をする必要があり、手間のかかる方法です。

いつ混ぜるかで味は変わる

私たちのオリジナルブレンドは、アフターミックスの方法を、発売当初から変わらず守り続けています。 現在のオリジナルブレンドは4種類の豆を使っているので、単純計算で、プレミックスの4倍の焙煎の手間がかかります。 それでもつくり方を変えずにいることには、ちゃんと理由があります。

それが「味わい」です。1種類ずつ焙煎するので、それぞれの豆がいちばん美味しくなる焼き加減を見極めることができるのです。そうして重ねるようにつくったブレンドには、プレミックスでは出せない、深い味わいがあります。

実は以前、一度だけプレミックスも試してみたことがあります。ところが出来上がったコーヒーは、苦味も酸味も控えめ、甘みやコクもどこかおとなしい仕上がりになってしまいました。

私たちが届けたいのは、ただ飲みやすいだけではないコーヒー。やさしい飲み心地のなかに、豊かな甘みや奥行きのある味わいを感じていただけたらと思っています。

だから今も、それぞれの豆の個性がいちばん引き立つように焙煎し、最後にブレンドする、アフターミックスの方法を続けています。少し遠回りですが、私たちのブレンドをつくるためには欠かせない工程なのです。

この記事で使ったコーヒー

お買いもの
坂ノ途中 オリジナルブレンド
810 円〜