京都はここ数日、真夏のような陽射し。でも、週末あたりには梅雨入りしそうです。
豆の旬はあと少しだけ。スナップエンドウ、サヤインゲン、そら豆、実エンドウ……たくさん愉しんでいただけましたでしょうか。

いくつか、実エンドウについてのお問い合わせをいただきました。


「実エンドウのサヤが汚くて、びっくりしました。食べられますか?」
「サヤが茶色いのって、病気じゃないんですか?」

スーパーで見かけるものとは違うその姿に、驚かれたかもしれません。

実エンドウ(グリーンピース)は、サヤのなかで大きく育った豆を食べる品種です──豆が大きくなる前にサヤごと食べるサヤエンドウとは違いますね──。
豆に味がのって美味しくなるまで育てていると、自然とサヤの一部は枯れたり、傷だらけになります。

この、見た目がきれいとはいえない実エンドウをお届けした理由は、「畑でじっくり育てているから」「美味しいから」です。
実エンドウは、外見と中身が一致しないんですね。

お店などでは、この見た目ではお客さまに買ってもらえないので、農薬を使用したり、サヤがきれいなうちに(豆が大きくなる前の段階)収穫し、出荷されたものを店頭に並べます。


先ほど紹介した実エンドウも、中身はこんなに大きくてきれい。

坂ノ途中では、お届けするお野菜はすべて検品し、出荷をしています。
この実エンドウも検品し、実際に美味しさを確認してから出荷いたしました。

サヤから豆を取り出して、豆だけお届けすればいいのではないか、そういう意見も社内にありましたが、サヤに入っていないと、鮮度が落ちるスピードが早まります。
美味しい状態でお届けするためには、見た目が悪いのは仕方がない、そう考えて、サヤに入ったの状態でお届けしています。

他にも、夏から秋の黒枝豆も、味がのってくるほど、見た目が悪くなりやすいもののひとつですね──。外見だけで判断せず、中身をしっかりご覧いただいて、味わっていただきたいなと思っています。


どうしても見た目が気になる場合は、交換・返金のご相談をさせていただきます。 お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご連絡をお願いいたします。