ころころ野菜のトマト煮を使ったアレンジレシピです。

トマトのうまみたっぷり。他の食材と合わせて、洋風のメニューも簡単にできあがり!
離乳食初期~後期までの月齢に合わせたレシピをご紹介します。
管理栄養士・母子栄養指導士の資格をもつスタッフが考えました。

〜使用量の目安〜
初期:大さじ1(すり潰したもの)
中期:1/2袋(少し具材を潰す)
後期・完了期:1袋(全量そのまま)

ころころ野菜のおだし煮のアレンジレシピはこちら

 

◆トマトミルクポタージュ(離乳食初期~)

ころころ野菜のトマト煮(具材とおだし)をブレンダーなどで滑らかにすりつぶしてペーストにする。
②耐熱容器に移して電子レンジで500W30秒加熱する。
③ペースト大さじ1強に対して、育児用ミルク20cc分をお湯大さじ1で溶かしたものを混ぜる。

*ポイント
赤ちゃんは酸味が苦手ですが、ミルクと合わせることで酸味がまろやかに。トマト味デビューにおすすめのアレンジです。

◆魚と野菜のトマト煮(離乳食中期~)

ころころ野菜のトマト煮 1/2袋分を鍋に入れて加熱する。
②沸騰したらお刺身1切(鯛、マグロなど)を入れて火を通す。※液部が少ない時はお湯を足し、魚に火を通しながら煮詰めて下さい。
③魚と具材をつぶして完成。

*ポイント
タンパク質も取り始める時期ですが、お刺身1切がちょうど1食分のタンパク質食品の目安量です。お刺身になるお魚は鮮度も高いので衛生面においても安心です。

◆トマトリゾット(離乳食中期~)

ころころ野菜のトマト煮 1/2袋分を鍋に入れて加熱する。
②沸騰したらご飯(またはお粥)60gとカッテージチーズ小さじ1を加えて1分程煮込む。
③具材とご飯をつぶして完成。

*ポイント
カッテージチーズは油分が少ないので離乳食期にも使えます。ナチュラルチーズなので、加熱して使用するようにしましょう。

◆具だくさんオムレツ(離乳食後期~)

①深めの耐熱容器に卵1個を割り入れてかき混ぜる。
ころころ野菜のトマト煮1袋分の具材と、煮汁大さじ1を加えてかき混ぜ、ラップをして電子レンジで600W1分30秒加熱する。
※電子レンジの機種により加熱時間は異なります。調理状態をよく確認し、加熱が不十分な場合は追加加熱してください。
③容器から出してカットし、少し冷まして完成。

*ポイント
オムレツにすることで手づかみでも食べやすくなります。電子レンジでの卵の加熱時間は短いので、卵を食べ慣れてアレルギーの心配が無いのを確認してから試してくださいね。

 

●各離乳食期のポイント

●離乳食を楽しむための心得

赤ちゃんは、離乳食を通じて「食べる練習」をします。
「おいしいね」とにこにこ笑顔が溢れる食卓を作ることで、
食べる動作を見て学び、食事は楽しい!と覚えていきます。
我々と同じように、赤ちゃんにも気分や食欲の波があります。
時には思った通りに食べてもらえないこともあるかもしれません。
上手くいかないと悩んだ時は、焦らず大らかに受け止めて、
そんな時こそ笑顔で家族みんながご飯を楽しむことを忘れずに。
準備したご飯が美味しくない訳ではないんです。
頑張っているのに上手くいかない、と自分を責めないでくださいね。
毎日の育児、本当にお疲れさまです。

レシピ考案・監修 奥野由(管理栄養士・母子栄養指導士)