子どもの頃は12月が大好きでした。クリスマスにはプレゼントとケーキ。お正月になれば、おせちにお雑煮、お年玉。でも、大人になると……プレゼント用意しなあかん、年賀状書かなあかん。しなあかん、に追い立てられます。大晦日にはおせちまで作らなあかん。
肩の力を抜いて、まずは1品、手軽にできる「たたきごぼう」を作ります。

ふたつのたたきごぼう

土の中に深く、長く、しっかりと根を張るごぼう。長寿や家の安泰を意味する縁起の良い食材として、お正月料理には欠かせないお野菜です。
たたきごぼうは、おせちの重要なつなぎ役。数の子や昆布巻きの箸休めにすると、口の中がさっぱりして、またおせちが食べたくなる……脇役ながら重要な存在です。
作り方はピクルスと一緒。それならというので、お酢の種類を変えたバージョンも作ってみました。バルサミコ酢で漬けたたたきごぼうは、ちょっとおしゃれな味わい。洋風のお料理の付け合わせにもぴったりですよ。

1)ごぼう200gを洗い、皮をこそげ取る。縦半分に切って、麺棒などで叩く。食べやすい長さに切る。

2)和え衣を作る(2パターンのどちらかで)。
*和え衣・スタンダード
炒りごま40gをすり鉢で軽くすり、薄口醤油大さじ2、米酢大さじ1、みりん大さじ1を加えてよく混ぜる。
*和え衣・バルサミコ酢
炒りごま40gをすり鉢で軽くすり、薄口醤油大さじ2、バルサミコ酢大さじ1、はちみつ大さじ1、あれば山椒を少し加えてよく混ぜる。
3)小鍋に湯を沸かし、酢大さじ1、塩小さじ1/2を加える。ごぼうを入れて3〜4分茹でる。
4)茹でたてのごぼうを、和え衣で和える。味が馴染んだら出来上がり。


ごぼうは叩くことで、和え衣が中までよくしみます。ごぼうがたくさん食べられるお料理なので、お正月だけでなく、普段にもどうぞ。おすすめはお弁当。よいワンポイントになりますよ
                                                                                                                           ●レシピ考案・原田有佳子

Web版・坂ノ途中だよりも今回が2018年最終号となりました。今年も坂ノ途中のお野菜を応援していただき、誠にありがとうございました。
今年は本当に災害の多い1年でした。大阪府北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、そして記録的な猛暑、大雪、台風。被災された方々、そのご家族やご関係者の方々に改めてお見舞い申し上げます。また、提携農家さんや、坂ノ途中のスタッフ宛てに、みなさまから励ましのメッセージをたくさんいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
年の瀬、1年を振り返るとき、楽しい出来事と一緒に坂ノ途中のお野菜も思い出していただけたら、とても嬉しいです。みなさま、よいお年をお迎えくださいませ!来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
2019年がみなさまにとって健やかで穏やかな1年になりますように。