あけましておめでとうございます!みなさま、良いお正月を過ごされましたか。今年も坂ノ途中をよろしくお願いいたします。わたくし色川の年越しは、夫の故郷・仙台にて。仙台のお雑煮はハクサイに切干大根、ささがきごぼうとお野菜たっぷり。それを言い訳に、ついつい食べ過ぎてしまうのです。そこで今週は七草がゆで体をリセット。え、お餅がまだ残ってる?それなら、アレンジレシピで楽しみましょう。
1月7日に七草がゆを食べる風習は、平安時代に貴族の間ではじまり、江戸時代に一般に広まりました。一年の健康と豊作を願って食べる七草がゆ。七草の効能は……(写真左上から時計回りに)
・はこべら:別名はこべ。昔は腹痛薬や歯磨き粉として使われていました。
・ほとけのざ:胃腸を整え食欲を増進させると言われています。
・すずしろ:ダイコンの別名。消化酵素やビタミンCが豊富な、胃に優しい野菜。葉には鉄分もたっぷり。
・せり:消化促進や解熱効果のほか、独特の爽やかな香りは食欲増進効果も。
・なずな:別名ぺんぺん草。江戸時代は冬の貴重な青菜として、肝臓や高血圧に効く薬草として使われていたそう。
・すずな:カブの別名。消化酵素のほか、免疫力を高めるビタミンCが含まれ、風邪予防にも効果的。
・ごぎょう:のどの不調や咳止めに効果があると言われる薬草。
どの栄養や効能も、この時期に体が欲しているものばかり。昔からの生活の知恵が詰まった七草がゆ。とても簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。

◆七草がゆの作り方
1)米を研いで鍋に入れ、約5〜8倍の水を入れる。
2)蓋をして強火にかける。沸騰したら弱火にし、蓋をずらして30分ほど炊く。さらっとしたおかゆにするために、あまり混ぜないように。水分が少なくなったら水を足して好みの固さにする。
3)塩ひとつまみと、刻んだ七草を入れて火を止め、蓋をして余熱で七草に火を通す。
※できれば土鍋のような厚みのある鍋で作ってください。火のあたりが柔らかくなるため、お米がふっくら炊き上がります。
◆長イモと餅のグラタンの作り方
1)長いも200gをすりおろす。
2)ほうれんそう50gをざく切り、原木生しいたけ50gを薄切りにする。絹ごし豆腐1/2丁は2㎝角位の大きさに切る。餅2個は一口大に切る。
3)長いも、卵1個、味噌15g、ピザ用チーズ20gを加えてよく混ぜる。
4)フライパンにバター30gを入れて火にかける。バターが溶けたら原木生シイタケと絹ごし豆腐を入れて炒める。焼き目がついたらほうれんそうを入れ、塩こしょうで味付け。最後に餅を入れて火を止める。
5)3)と4)を混ぜ合わせてグラタン皿に入れ、チーズ30gを散らす。220度に温めたオーブンで15分~20分、焼き色がつくまで焼く。 
お正月を過ぎたら、ちょっと目先の変わったものをと、今回はグラタンを提案!具材を炒める時は、そのまま食べてもおいしい位に少し強めに味付けを。ほうれんそうがなければ、ネギでも美味しいです。
レシピ考案・原田有佳子