海や山の乾物を幅広く取り扱う、島根の乾物屋〈陶山商店〉さん。
暮らしに根付く「ちょうどいい」乾物をつくり届ける、自社の「味と暮らす」シリーズでは、料理家の太田夏来さんらとチームを組み、昔ながらの乾物料理を織りまぜながらも、今の食卓になじむような、さまざまなレシピを提案されています。
ここでは、坂ノ途中OnlineShopでもお取り扱いのはじまった「奥出雲舞茸」「奥出雲木耳」「隠岐あらめ」のレシピをご紹介します。はじめて乾物を手にとる方にも、日頃から使い慣れているという方にもおすすめしたくなる、味わい深いお料理ばかりですので、よかったらお家でつくってみてくださいね。

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陶山商店の乾物(あらめ/舞茸/木耳)
486円 (税込)

奥出雲舞茸のレシピ

舞茸とじゃこの炊き込み混ぜごはん

   

干しまいたけとおじゃこの旨みで、だし要らずの炊き込みご飯。まいたけの食感と香りを楽しめます。お米の分量の3分の1程度をもち米に替えると、炊きあがりの旨みも増し、冷めても断然おいしいのでお弁当などにもおすすめ。山椒やごま、黒こしょうなどお好みのスパイスを振りかけてアレンジもできますよ。

材料(米2合分)
米 2合
奥出雲舞茸(干しまいたけ) 20g
水 400ml
酒 大さじ1
塩 小さじ1
昆布 3g
じゃこ 20g
オリーブオイル 小さじ2
しょうゆ 小さじ2

つくり方
1)干しまいたけは分量の水で戻しておきます。米は研いでザルにあげ、30分ほど置きます。

2)炊飯器または鍋に米、まいたけを戻し汁ごと入れ、酒、塩、昆布を入れて炊きます。

3)フライパンをごく弱火にかけ、生っぽい香りがとぶまでじゃこを乾煎りにします。オリーブオイルを加え、パチパチとしてきたら、しょうゆをまわし入れます。水分がなくなるよう火にかけ、香ばしい香りをつけます。

4)ごはんが炊き上がったら、3のじゃこを混ぜ込みます。

 

奥出雲木耳のレシピ

木耳の香味和え

   

香味がきいてさっぱり、いくらでも食べたくなる冷菜。お酒のおつまみにもぴったりです。干しきくらげはぬるま湯に浸けて短時間で戻すこともできますが、冷水に砂糖を加え、時間をかけて戻すことで、旨みが逃げず、ふっくら柔らかになります。ハーブやスパイスは、好きなアレンジでお楽しみください。

材料(1~2人分)
奥出雲木耳(干しきくらげ)14g(1/2袋)
セロリ(葉も含めて)15〜20g
白ねぎ 15g
しょうが 8g
しょうゆ 大さじ1強
白ごま 大さじ1
ごま油 大さじ1/2〜1
お好みで、黒こしょう、花山椒、乾燥小えび、パクチー、酢(黒酢)など
写真のレシピは花山椒(粉)と小エビを入れています

つくり方
1)干しきくらげは浸るくらいの水につけ、砂糖をひとつまみ程度入れ、5~6時間かけて戻します(重量が10倍ほどになるのが目安)。

2)セロリの茎と白ねぎはみじん切り、セロリの葉は細かく千切りにしてボウルに移します。しょうがは細切りにして水にとり、絞って同じボウルに入れます。しょうゆ、白ごま、ごま油を加えて混ぜます。

3)1のきくらげは水気を切り、手で一口大にちぎります(石づきなど硬いところがあれば取り除きます)。熱湯でさっと茹でてザルにあげ、ペーパーなどでしっかりと水をとってから2のボウルに移します。お好みでスパイスや調味料などを加えて和えます。

 

隠岐あらめのレシピ

あらめのナムル

   

あらめの歯ごたえと甘み、にんにくの香りをたっぷり味わえる常備菜。炒めるときに、あらめの水分をしっかりと飛ばすことがポイントです。お野菜と合わせてピビンパの具材にも。

材料(つくりやすい分量)
ごま油 大さじ1
にんにく(すりおろし) 1かけ分
しょうゆ 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1
隠岐あらめ(細切り) 20g
ごま 大さじ2

つくり方
1)あらめはたっぷりのぬるま湯に20~30分浸けて戻します。

2)フライパンにごま油を熱し、あらめを入れてなじませます。つづいて、にんにく(すりおろし)を入れて香りが出るよう炒めます。しょうゆ、みりんを加え、焦げないように注意しながら、しっかりと水分がなるまで混ぜながら炒め、仕上げにごまを振ります。

 

坂ノ途中のレシピでも、乾物を使ったお料理をご紹介しています。

干し舞茸、干し椎茸、干しきくらげの炊き込みごはん

香りと味わいの詰まった干しきのこを戻し汁ごと炊き込みご飯に。旨みを逃さず味わえます。陶山商店さんの3種類の干しきのこをたっぷり使いました。

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ちぢみほうれん草とあらめのしょうが炒め

あらめを肉厚のちぢみほうれん草やえのきと合わせて、しょうがが香る炒めものにしました。隠岐あらめの甘みはお野菜とも好相性です。

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いろいろな乾物のお料理を暮らしに取り入れてみてくださいね。

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