京都の冬の伝統野菜、聖護院だいこん。肉質が緻密で、炊くととろけるような食感に。おでんや煮物にすると、味が染み込み、甘みがじんわりとひろがります。
今回はレシピ担当のまゆさんが「京都のたぬきうどん風」のあんかけに仕上げてくれました。おうどんにかけて食べても美味しいですよ。

聖護院だいこん

材料(2人分)

聖護院だいこん 約300g(小さめ1/2個)
油揚げ 20g
葉ねぎ 20g(2~3本)
だし汁 500ml ※今回は特撰削り節を使いました
A 酒 大さじ1
A みりん 大さじ1
A 砂糖 小さじ1/2
A 薄口しょうゆ 大さじ2
A 塩 小さじ1/2
A しょうが 1かけ

つくり方(調理時間:約20分)

1)聖護院だいこんは大きめの乱切りにします(今回は皮つきのまま調理していますが、気になる場合は皮を剥いてください)。油揚げは短冊切りに、ねぎは斜め切りにし、しょうがはすりおろします。Aの調味料はすべて合わせておきます。

2)鍋にだし汁、だいこん、油揚げを入れ、Aの調味料を加えて火にかけます。

3)だいこんにすっと串が通るくらいのかたさになったら、少し火を強めて水溶き片栗粉を加え、とろみをつけます。ねぎを加え、ひと煮立ちさせます。

4)器に盛り、最後にしょうがをのせてできあがりです。

しょうがとあんかけで体がぽかぽかあたたまります。

レシピを教えてくれた スタッフ


まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の「今月のレシピ」ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。