Web担当 横浜美由紀

新年度になって、お弁当生活がはじまった方、多いのではないでしょうか。
私は形から入るタイプなので、まずは可愛いお弁当箱を買って気分を高めて、「明日から毎日お弁当をつくるぞ!」と意気込んでは、三日坊主で終わる、だけだけでなく、それを何度も繰り返しています……。
Instagramで、曲げわっぱのお弁当箱に美味しそうなおかずが3品も4品も詰まっているのを見ると、「美味しそうだけど毎日こんなの作るなんて無理!」と思ってしまうのは私だけではないはず。

そんな私の救世主が、そぼろ弁当。具材を炒めてごはんの上に盛るだけで、なんだか豪華なお弁当に見えてしまいます。そこにスナップエンドウやキヌサヤを飾れば、彩りもバッチリ。
鶏肉そぼろが定番ですが、今回は油あげで作るレシピをスタッフはらだに教えてもらいました。
カレー粉を少々加えることで、ちょっぴりスパイシーに仕上げれば、食欲も倍増です。
春のお弁当、ここからはじめてみてはいかがでしょうか?

————–

《作り方》 4人前
◆油あげのスパイシーそぼろ
①鍋に湯を沸かし、油揚げを入れて2~3分ゆで、油抜きをしたあと、水気を絞り、粗みじん切りにする。しょうが1/2片、新玉ねぎ100g(約1/ 2個)もみじん切りにする。
②小鍋に油あげ、しょうが、だし汁大さじ2、醤油大さじ2、みりん大さじ2、酒大さじ2、酒大さじ2を入れて火にかける。汁気がなくなるまで炒りつける。
③新玉ねぎを加えて火を止め、余熱で新たまねぎに火を通す。
④仕上げにごま油小さじ1、カレー粉少々を加えてできあがり。

◆炒りたまご
①卵3個に、砂糖大さじ1、酒大さじ1、酢小さじ1、塩少々を加えてよく溶きほぐす。
②小鍋に卵液を入れ火にかけ、箸2膳で混ぜながら火を通す。卵が大体固まって、細かいそぼろ状になったら火からおろし、さらに混ぜて余熱で火を通す。

◆スナップエンドウとキヌサヤ
スナップエンドウとキヌサヤは、筋を取り塩ゆでする。

◆仕上げ
お弁当箱にご飯を平らに広げ、油あげそぼろと炒り卵をのせる。スナップエンドウとキヌサヤを飾ってできあがり。

————–

お弁当づくりをつづけるコツは、きっと頑張りすぎないこと。
私のような三日坊主さんも、たまにはごはんに盛るだけのそぼろ弁当があることを思い出して、ゆるく続けましょう!