こんにちは、広報くらたです。
先日、秋空にとても綺麗ないわし雲を見ました。空に波立つように浮かぶさまがいわしの群れに見えることから付いた名ですが、実際に漁師さんの間では、この雲が出ると大漁、と伝えられていたそうです。いわし雲を見るたび、金子みすゞの「大漁」という詩を思い出します。いわし漁から漁師が引き上げたあとの、海の底の魚たちに思いを寄せる詩です。いわしの旬はもうすぐ終わり。漁師さんにもいわしにも感謝しながらいただこう。。と雲を見上げながら思いました。
今週は、この夏何度かお届けしている、白ゴーヤをピックアップします!大定番のゴーヤチャンプル以外にも、こんな食べ方があるんです◎今週のおまけのレモングラスで、手軽に入れられるお茶もご紹介します。セットによっては入っていない場合がございます。ご了承くださいませ。                      
***白ゴーヤ***

ゴーヤは、東インド~熱帯アジアが原産と言われるウリ科の野菜です。おなじみの濃い緑色のほか、薄い緑色、白色の品種などがあります。独特の苦みは、塩もみして水で洗ったり、湯通しをするとやわらぎますよ!そしてじつは、取り除いたわたと種もおいしいんです。わたは卵とじや味噌汁の具にすると、お麩のような食感が楽しめます。種は、ごま油でカリカリに炒って、塩をふっておやつに。
写真の白ゴーヤは、自社農場「やまのあいだファーム」でじっくりゆっくり育ちました!イボに丸みがあってかわいらしいです◎普通のゴーヤに比べ少し苦みが少なく柔らかいので、薄くスライスして生で食べてもおいしい!今回ご紹介の2レシピも、ぜひお試しください。
**白ゴーヤのおやき**

1、ゴーヤのわたを取り、ワタを取った部分に塩をしてしばらく置き、さっと洗って薄切りにします。
2、1の水気を取りフライパンに油を熱し、少し焦げ目がつくまで炒めます。
3、サトイモをゆでる、または蒸してフォークでつぶし、小麦粉を加え、昆布だしでのばして生地を作ります。
4、フライパンに油を熱し、2を重ならないように広げ入れ、3を上から広げながら入れてじっくり焼きます。両面焼いたらできあがり!
**白ゴーヤの佃煮風**

1、ゴーヤのわたを取り、薄切りしてさっとゆで、よく水気をしぼります。
2、鍋に濃口醤油:薄口醤油:みりん:酢:砂糖を1:1:2:2:1.5で煮溶かし、1を加え汁気がなくなるまで煮ます。
3、仕上げにすりごまと鰹節をふってできあがり!
どちらも、白ゴーヤのほどよい苦みが生きるレシピです。おやきには、モロヘイヤなどの緑の野菜を刻んで入れるのもおすすめ!
***レモングラス***

ススキに似た葉と、レモンのような爽やかな香りを持つ香草です。お茶のほか、東南アジアでは料理の味付けにもよく使います。刻んだレモングラス、ショウガ、ニンニクとナンプラーの合わせだれを料理の仕上げにかけたり、レモングラス、ナツメグ、ショウガ、こぶみかんの皮をすりつぶしたペーストをカレーやスープの下味にしたり。生はパッと華やかな香りが、乾燥ものは少し香ばしい香りがします!
**レモングラスティー**

1、レモングラスを1cmぐらいの長さにはさみで切ります。使う前に切ると香りが立ちます。
2、ポットに入れて熱湯を注ぎ、蒸らしたらできあがり!ポットにミントの葉も一緒に入れたり、ショウガ、砂糖少々とともに鍋で煮出したりしてもおいしいです!
***
それでは、また来週!