はるか」が大好評だった坂ノ途中のかんきつ。主に広島の「みかんの島」大崎上島の中原観光農園さんのものです。お野菜セットを定期でお届けしている方には「おまけ」としておつけしてます。この季節、無農薬の「夏みかん」や「甘夏」が続々登場して、かんきつ好きにはうれしい限り。

無農薬のものは皮も安心して使えるので楽しみいっぱいですね。1個のレモンを余さず使うナガオ家の無農薬レモン活用術はこちら

今回はいろんなかんきつ類の皮を「ピール」にしてみました。

チョコがけ

こちらは甘夏のピールのチョコがけ。

見た目にもきれいなピール、実は「ながら作業」で案外簡単にできます。

  • 皮をむいて、適当な大きさに切る。
  • 何度かゆでこぼし、水にさらす。
    (回数は、残したい「ほろにがさ」によりけりですが、2~5回くらい。わたしはちょっと苦めが好きなので2回でやめます。
    ゆであがったところでちょっと食べてみると苦みの具合がよくわかりますよ)
  • 皮が浸るくらいの量の水に砂糖を溶かし、水をきった皮を入れて混ぜながら加熱する。
  • 焦げ付かないように弱火で煮込む。
  • 汁のかさが減り、とろみが出てきたところで皮を引き上げ、クッキングシートに並べて乾かす。
  • 手で触れて湿り気を感じないくらいに乾いたら(目安はひと晩くらい)、グラニュー糖をまぶす。
  • 煮込みに使う砂糖の量ですが…わたしはかなり「テキトー」で、様子を見ては追加しています。いろんなレシピを調べてみたところ、ゆでこぼす前の皮の半分くらいの重量、というのがどうやら目安みたいです。

    煮込む砂糖はどんなものでもいいのですが(黒糖なんかもおもしろいかも!?)、まぶす砂糖はグラニュー糖がベストです。他のものだとダマになって固まってしまいます。

    内皮(皮の内側の白い部分)のぶあつい甘夏や夏みかんでつくると、内皮が半透明のゼリーのような質感になって涼しげです。チョコがけにしても、ほろ苦さとチョコの甘みがよいバランス◎

    では、皮が薄いものは…?後編に続きます~。