熊本県水俣市で甘夏を育てられている〈からたち〉さんがレシピを教えてくれました。
皮のほろ苦さと果肉の甘酸っぱさのバランスがちょうどよくて美味しいマーマレード。
お子さまにお手伝いしてもらいながら、一緒につくってもいいですね。

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みずみずしさ溢れる
みなまたの甘夏
710円 (税込)
 

材料(できあがり約480g)

甘夏 4玉
砂糖 350g

つくり方

1)甘夏は水で洗い、皮を剥きます。おしりに十字の切り込みを入れると、手で剥きやすくなります。

2)一房ずつ薄皮と種を取り、果肉を取り出します。

3)外皮は包丁またはスプーンをつかって白いわたを取り除き、5mm幅に刻みます。苦味が苦手な方は、わたをしっかりと取ってください。

4)鍋に刻んだ皮をすべて入れ、ひたひたの水を加えて火にかけます。煮立ったらザルにあげます。2、3回茹でこぼします。

5)水気を切ったら、鍋に皮を戻し入れ、砂糖、甘夏の果肉を加えて火にかけます。焦げつかないように、ときどき混ぜながら煮詰めます。

冷めると固くなるので、煮詰めすぎないように気を付けてください。

レシピを教えてくれた農家さん|からたちさん(熊本県水俣市)

自らも柑橘を育てながら、水俣の仲間がつくる柑橘やその加工品、海産物の販売をしています。
彼らの名前の由来は、からたちという柑橘。 からたちの木は、さまざまな柑橘の栽培において、接ぎ木という手法で土台に使われます。根っこから水分や栄養素を吸い上げ、接ぎ木された柑橘が育つための手助けをするのです。
そんなふうに、誰かと誰かをつなげたり、水俣とどこかをつなげたり、自分たちの役割を果たしていけたら、という想いから名付けられました。