クリスマス、私が小さかった頃は、いつもグリルで焼いた大きな骨付きチキンがテーブルに並びました。アニメや漫画に出てくるような、子ども心をくすぐるメニュー。 それから、粒たっぷりのとろりと甘いコーンスープ。クリスマスだけはクルトンを浮かべて、おめかししていました。

大人になり、結婚してからは、クリスマスといってもワインで乾杯するくらい。メニューにチキンが並ぶことはなくなっていました。小さな頃のことをふと思い出したのは、息子が生まれた年のクリスマス。母が毎年つくってくれた骨付きのチキン、わたしに受け継がれています。

みなさんはクリスマスの定番のお料理はありますか?
赤ちゃんも食べられる、クリスマスメニューをご紹介しますね。

チキン 

離乳後期以降は、ローストチキンなどはほぐしたものを食べられます。フライドチキンも大丈夫ですよ(※加工肉が使われていることもあるので、アレルゲンの確認をしてください)。
お店で売られているローストチキンは外側に濃く味がつけられています。なかのほうの身を取り分けてあげましょう。
1歳半くらいのお子さまだったら、あえて切らずにそのまま出してあげるのもおすすめです。自分の手で持ってかぶりつくのも良い経験になります。骨付きの鶏もも肉が大きすぎるようなら、手羽先でもいいかもしれませんね。

スープ

無塩のコーンクリーム缶を使って、離乳初期から食べられるコーンスープがおすすめ。 加熱して、同量の育児用ミルクでのばすだけで簡単につくれます。初期・中期の赤ちゃん用には、粒をこしてくださいね。大人用は同量の牛乳でのばして塩で味を調えたらできあがりです。

サラダ

ブロッコリーとトマト、カッテージチーズを丸く並べて、リースサラダはいかが?
ブロッコリーは茹でて、トマトは穴をあけて電子レンジで少し加熱して皮を剥きます。 サラダなので、汁気やとろみが少なく、1歳未満の赤ちゃんは少し食べにくいかもしれませんが、そんなときはスープに浸して食べても良いですね。
カッテージチーズは電子レンジで加熱すれば離乳初期から食べられます。真っ白な雪のようでかわいいですよ。

ケーキ

赤ちゃんも食べられるケーキのつくりかたをご紹介しますね──生クリームを使ったケーキは2歳くらいからが良いでしょう──。
小麦粉、ベーキングパウダー、卵、牛乳又は豆乳でパンケーキを焼き、土台にします。バナナを刻んで少し水を加え、電子レンジで加熱。トロトロのソース状にしてパンケーキの間に挟み、外側を無糖のギリシャヨーグルトや水切りヨーグルトでコーティングすればできあがり。大人はチョコレートソースやキャラメルソースをかけてどうぞ。

お野菜が少ない気がするな、お肉を食べすぎかな……? 

クリスマスやバースデーはちょっと気になるときもありますよね。 でも普段、バランスを考えた食事がとれていれば、ときには楽しみを優先しても大丈夫。3日くらいの時間をかけて調整できたら良いと思います。クリスマスにチキンをたくさん食べたら、次の日は少しお肉を控えてみる、そんな方法でOKです。

食事は栄養補給だけでなく、ワクワク楽しむ、そして豊かな心を育てるという、とても大切な役割があります。
赤ちゃんとすごすクリスマスが、美味しく、笑顔あふれるものになりますように。

執筆:奥野由(おくのゆい)
大学で栄養学を学び管理栄養士の資格を取得。食品メーカーで商品開発として楽しく働いていたが、出産を機に「子どもと食」への興味がむくむくと膨らみ退職。離乳食や幼児食の勉強をはじめる。母子栄養指導士の資格を取り助産院などで教室を開催しつつ、坂ノ途中と一緒にベビーフードの開発をしている。あだ名は「ちゅい」。その由来もいずれこのコラムで明らかになるかも……?

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