こんにちは、広報くらたです。
今週から11月。ヨヨギ近くを走る井の頭通りのイチョウ並木が色づき始めています。
わたしが通っていた小学校には、こどもが4人手をつないでやっと囲める、というぐらい立派なイチョウの木がありました。高い梢を見上げながら先生が教えてくれたのが、「イチョウの木は恐竜の時代から地球にあった」こと。この香りを恐竜も嗅いだのか、実を食べたりもしたのかな…地球の長い歴史の一風景に、ちょっぴり触れた気がしたものです。
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今週はそんなイチョウの実、ギンナンをピックアップします!スーパーなどには1年通して並ぶ食材ですが、みずみずしい緑色の実が食べられるのは今の時期だけ。かみしめると秋を感じます。今週のレシピでは、いちばんシンプルな味わい方、炒りギンナンの作り方もご紹介しています!
 

***ギンナン***


ギンナンは、イチョウの果実の中にある胚珠の部分です。イチョウ科の植物は約2億年前には既に地球上に存在していたものの、氷河期にほぼ絶滅、唯一生き延びた種が今あるイチョウなのだそう。すごい生命力ですね。。
日本に伝わった時期には諸説あり、最初は薬としての利用でした。今ではすっかり秋の味覚の定番、もっちりした食感と独特の風味がたまりません!
炒るだけでもおいしいですが、バター炒めやガーリック炒めもおすすめです◎
保存は、殻つきのまま紙袋に入れる、新聞紙に包むなどして冷蔵庫の野菜室で。1か月ほど保存できますが、中が青々としているのは2週間ほどです。皮をむいて塩ゆでしたものは冷凍で長期保存も可能です!

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もっちり食感が楽しい!炒りギンナンの作り方はこちら
それでは、また来週!