こんにちは、広報くらたです。
少しずつ寒くなってきましたね。家の近くのピラサンカの大木が、今年も真っ赤な実をびっしりとつけました。
ピラサンカの花言葉は「燃ゆる思い」「慈悲」。前者はもちろんその見た目から。
後者は、晩秋~冬にかけて、この赤い実が鳥たちの餌になることからなのだそうです。寒く食べ物の乏しい冬、困っている鳥たちに自分の実を分け与える慈悲深い木、という意味。そう聞くと、真っ赤な立ち姿がなんだか優しげに見えてきます。
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今週は、ハヤトウリをピックアップします!コロンとした形がかわいらしく、パリポリした食感が楽しい野菜です。
レシピはとっても簡単!味付けは塩麹と柑橘だけとシンプルですが、おいしくてお箸が止まりません。ぜひチェックしてみてくださいね。→「ハヤトウリとシメジの浅漬け」のレシピ
 

***ハヤトウリ***

 
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ハヤトウリは熱帯アメリカ原産、その名の通りウリ科の野菜です。
名前は、現在の鹿児島・宮崎に住んでいた人々の昔の呼び名「隼人」に由来します。大正時代、アメリカから鹿児島に伝来したことから付けられました。
写真の白い品種のほか、淡い緑色の品種があります。あっさりとした味わいで炒めもの、煮もの、どんな料理にも合います!炒めものの場合は、小気味よいパリパリ食感を損なわないよう、火を通し過ぎないのがポイントです。
保存は乾燥を避け新聞紙にくるむ、またはビニール袋に入れて風通しの良い冷暗所で。
カットしたものは、カボチャなどと同様、わたを取り除いてラップでぴっちりとくるみ、冷蔵庫の野菜室に入れてください。
味噌漬け、糠漬け、粕漬けなどのお漬物にして保存するのもおすすめですよ!

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ハヤトウリを使った今週のレシピ、「ハヤトウリとシメジの浅漬け」も合わせてチェックくださいね。
それでは、また来週!