こんにちは、広報くらたです。
10月ももうすぐ終わり。夜は寒いですね。。秋の夜空は明るい星が少なくさびしい印象ですが、南の空をじっと探すと、「秋の四角形」ペガスス座、その右下にみずがめ座、左下にはくじら座が見えてきます。
くじら座のそばには、白く光る下弦の月。ひと房のみかんのような形だなあ、いやいやあの冴え冴えとした色はレモンかグレープフルーツか。。すっぱそう。。。などと考えながら寒い夜道を帰っています。
今週は、台風で落とされてしまったグレープフルーツのご紹介です。まだ若いので酸味が強いですが、その分さっぱり。
レシピはその味わいを生かした、グレープフルーツとジャガイモだけ!のなんとも潔いサラダです。

***台風で落ちてしまったグレープフルーツ***


グレープフルーツは、カリブ海の西インド諸島で18世紀に誕生したとされています。
日本には大正時代に伝来しましたが、広く食べられるようになったのはごく最近、1970年代のこと。日本で流通しているのは主にアメリカのフロリダ州か南アフリカからの輸入品で、国内での生産量はごくわずかです。
このグレープフルーツは、台風でまだ青いうちに皮に傷がついたり落果したりしてしまったものですが、中は果汁たっぷりでフレッシュなおいしさです!酸味が強いのでレモンやかぼすの代わりに。シロップ作りもおすすめですよ◎
 

***今は秋の「端境期」、野菜が少なくなっています***

端境期(はざかいき)とは旬を迎える野菜が少ない時期のこと。冬野菜が終わり春・夏野菜が始まるまでの間、夏野菜が終わり秋・冬野菜が始まるまでの間の年に2回、巡ってきます。
今年は、9月の長雨により夏野菜の終わる時期が早く、例年の端境期に比べさらに野菜が少なくなってしまっています。また、8月の少雨と9月の
長雨、日照不足で秋・冬野菜の準備が遅れてしまったり育ちが良くなかったり、9月後半には気温が高く虫が多かったりと、農家さんはとても苦労していらっしゃいます。。
今、少しずつカブや大根、ニンジンの間引き菜などが出てきています。冬野菜の本格的な登場までもう少し。。季節の移り変わりを楽しんでお待ちいただければ幸いです。

自社農場やまのあいだファームのにんじんの苗。少しずつ成長中です!
***
それでは、また来週!