ほろ苦い独特の味わいがくせになる金時草。ツンとからしを利かせた酢味噌でいただく、大人な味わいの一品に仕上がりました。

季節のお野菜メモ

金時草

葉の表は緑、裏は赤紫色という特徴的な見た目です。「キンジソウ」と読み、別名「水前寺菜(スイゼンジナ)」「ハンダマ」とも。キク科のお野菜で、春菊に似た独特の風味がありますが、くせがなくあっさりとした味わい。茹でると紫色がぬけ、ぬめりが出ます。おひたしや和えもの、炒めものに。

材料(2人分)

金時草 100g(1袋)
A 味噌 大さじ2
A 砂糖 大さじ1弱 
A 酢 大さじ1
A からし 小さじ1
※甘めの白みそを使う場合は、砂糖を小さじ1/3程度に減らして調整してください

つくり方(調理時間:約10分)

1)鍋に湯を沸かし、塩(少々)を入れ、金時草をさっと茹でて氷水にとります。

2)軽く水気を絞って食べやすい大きさに切り、もう一度水気を絞ります。

3)Aの材料を合わせます。

4)器に金時草を盛り、3をかけたらできあがり。

レシピを教えてくれた スタッフ


まゆ(まかないづくり、レシピ作成)
フレンチのレストランで10年以上経験を積んだのち、結婚を機にお野菜のお弁当のケータリングに仕事をシフト。
そこで坂ノ途中を発見し、まかない担当に。坂ノ途中の編集室ではお野菜を使ったレシピを毎月考えている。エスニック系の料理が得意。