2023年5月26日(金)、はじめての生産者向けイベント「サステイナブルファーマーズラボ(SFL)」を開催しました!当日は坂ノ途中本社(京都市)に22名、オンラインで43名の提携生産者と坂ノ途中関係者の総勢77名が参加しました。

サステイナブルファーマーズラボとは?
生産者のみなさまと坂ノ途中がいっしょになって、あれこれ情報共有したり学びを深めようという目的ではじめました。生産者さんと坂ノ途中の距離、そして生産者さん同士の距離をもっと縮めることで、新たな企画やアイデアの種が生まれることも期待しています。

第1回のテーマと内容
初回は代表の小野が「坂ノ途中のこれまで、これから」をテーマに、何を目指してどのような事業を作ってきたか、目指すところに向かうための新しい取り組みなどを数字も含め具体的にお話ししました。
坂ノ途中のビジョンである「100年先もつづく、農業を。」に込めている思いや、新規就農者と連携する狙い、国内・海外事業においてどんな事業を何のためにやっているのかなどを改めて知っていただく機会にしました。

質疑応答の時間には、「日本の農業において今後どんな取り組みや技術が必要だと思いますか?」という質問に対し、「孤軍奮闘するのではなく、情報を開示しあって”寄ってたかって生き残る”ことが必要。あと収支が合わないことを分かっていないまま、ただ好きだからやる、というのは避けた方が良い」というお話をしたり、「坂ノ途中の採用基準を教えて欲しい」という質問に対し、「スキルがどうこうよりも方向性を重視している。また、彼/彼女が何かトラブルを起こして矢面に立たなければならなくなった時に、まぁしょうがないか、と思えるかどうかは考えている」と答えたりと、双方向のやりとりが生まれました。
また、話を聞くだけで終わらず、生産者さん同士でも交流してほしいとの思いから、イベント後には懇親会も開催。さまざまな出会いが生まれる場にもなりました。

参加した生産者さんの声
これまで坂ノ途中の生産者さんが一堂に会する機会がなかなか無かったため、「オンライン・オフライン参加者の顔が見えて、雰囲気がわかって良かった」「初めて会社にうかがって雰囲気がわかりました」というように坂ノ途中を身近に感じていただくことができました。
また、これまでとこれからについて、具体的な数字も含めた説明に対しては、「今の現状や今後の進路などが直接聞くことができてとても有意義でした。数字的なところも含めてお話ししていただいたので、生産者も含めて会社の一員であるような気がしたのも大変よかったです」という嬉しい声もいただいています。

今後に向けて
サステイナブルファーマーズラボは生産者さんと一緒になって作り上げる場。生産者さんの興味のあるテーマを募集しながら開催していきます。「こんなテーマを話してほしい」「もっとこんな情報を知りたい」などあれば教えていただけると幸いです。
次回もお楽しみに!