爽やかですっきりとした味わいが魅力の、急冷式アイスコーヒー。暑い季節に、ひとときの涼をもたらしてくれます。
今回は、カフェや焙煎所でコーヒーの抽出に関わって10年以上の経験をもつスタッフが、夏にぴったりの「アイスコーヒーブレンド」を使って、おすすめの淹れ方をご紹介します。氷の上にコーヒーを落とす方法なので、道具さえそろえば、おうちでも気軽に楽しんでいただけますよ。
急冷式アイスコーヒーとは?
熱いコーヒーを、氷などで一気に冷やしてつくるアイスコーヒーのこと。今回は、氷をたっぷり入れたサーバーに、ハンドドリップした熱々のコーヒーを注いで仕上げます。
短い時間でキュッと冷やすことで、コーヒーの香りやフレーバーが逃げにくく、淹れたてのフレッシュな風味を感じられるのが魅力です。

今回使うのは「アイスコーヒーブレンド」
淹れ方をご紹介する前に、今回使うコーヒーのお話を少しだけ。
アイスコーヒーブレンドは、ネパール、エチオピア、インドネシアの、3つの産地のコーヒーを合わせたブレンドです。ほどよい苦味がありながら、飲み心地は軽やか。酸味はやわらかく、マンゴーやピーチを思わせるジューシーな甘みがあって、フルーツポンチのように明るくフルーティーな印象です。
急冷式で淹れると、こうしたフルーツのような酸味や甘みがギュッと凝縮された、爽やかな一杯に。暑い日にゴクゴク飲みたいアイスコーヒーができあがります。
用意するもの(グラス1杯分・約200ml)
- アイスコーヒーブレンドの粉 20g(中細挽き)
- お湯 120ml(蒸らし分を除く)
- 氷 80g(グラス用は除く)
- コーヒーサーバー
- ドリッパー ※今回はHARIOのV60透過ドリッパー02を使いました
- ペーパーフィルター ※今回はHARIOのV60用ペーパーフィルターを使いました
- グラス
淹れ方
1)氷を入れたコーヒーサーバーの上にドリッパーとペーパーフィルターをセットして、アイスコーヒーブレンドの粉を入れます。ドリッパーを軽くゆすって、粉の表面を平らにならします。
2)粉全体がまんべんなく濡れるくらいに、少量のお湯(分量外)を注ぎ、30〜35秒ほど蒸らします。
POINT
30秒以上しっかり蒸らすことで、コーヒーの甘みを引き出します。
3)ドリッパーの真ん中に「の」の字を書くように、お湯50ml程度を30秒ほどかけて、ゆっくり注ぎます。
POINT
お湯を注ぐスピードが速いと、抽出されるコーヒーの濃度が低くなってしまうので、ゆっくり注ぎましょう。パキパキっと割れる氷の音にも、耳をすませてみてください。

4)残りのお湯70〜80ml程度を、1分ほどかけてゆっくり注ぎます。

5)すべてのお湯が落ちきる前に、ドリッパーを外します。

6)スプーンで2〜3回かき混ぜて、味を均一に整えます。

7)氷の入ったグラスにコーヒーを注ぎます(コーヒーサーバーに入れていた氷は、お好みで取り除いてもかまいません)。

8)完成です。爽やかな風味を楽しんでみてください。

いろいろな淹れ方で
アイスコーヒーブレンドは、水出しにするとまた印象が変わります。フルーティーな酸味のある、軽やかで明るい味わいに仕上がる傾向があるので、その日の気分に合わせて淹れ方を変えてみるのも楽しいです。水出しの作り方は、こちらの記事でご紹介しています。




