ストーリーとともにコーヒーを厳選して毎月お届けする『【定期宅配】産地を旅するコーヒー2種セット』。
2026年7月は「森のおすそ分けコーヒー」をテーマにお届けします。

今月は、小農家さんが、山間部の森林の中で野生に近い状態で育てて、収穫、精製までを行っている産地からお届けします。コーヒーは彼らの日常に欠かせないもの、そして貴重な収入源でもあります。大切に育てた「山の恵み」のおすそ分けをいただきましょう。

お買いもの
産地を旅するコーヒー2種セット
1,080 円〜

タイのなまけ者コーヒー

今回の産地はタイ北部チェンマイ、カレン族の住むクンテー村です。ここでは伝統的な自給自足の暮らしを守りつつ、現代に適応した生き方を模索してきました。その鍵となるのが、アグロフォレストリーによるコーヒー栽培です。
村のリーダー、スエさんは「僕はなまけ者なんだ。すぐそこに田んぼがあって、庭にフルーツが実っていてコーヒーが育ってる。それで十分生きていけちゃうからね」と冗談交じりに話します。そして「コーヒーは窓なんだ」とも。
たくさんの生きものが暮らす森を守り、森の恵みを受けながらコーヒーを育てる。その販売を通し外の世界とつながり、安定した現金収入を得る。新しい持続可能な生活のかたちを模索するスエさんは、コーヒーを、地域をまきこんだビジネスに育てようとしています。森から届いた、ほっとするやさしい味わいをお楽しみください。

■スタッフの豆知識

アグロフォレストリーは、農業(Agriculture)と林業(Forestry)を掛け合わせたもの。森林を伐採せず、同じ空間で多様な農作物を育てる環境に配慮した農法です。「森の民」とも呼ばれるカレン族の人々にとっては、昔から実践してきた伝統的な農法でもあります。


焙煎度:中煎り
精製方法:ウォッシュ
苦味:●●◯◯◯
酸味:●●◯◯◯
フレーバー:キウイ、青りんご、モラセス
栽培:栽培期間中、農薬化学肥料不使用

■おいしい淹れ方

・コーヒー 20g (中細挽き)
・湯の温度 90℃ほど
・投入湯量 300ml
・ドリッパーはハリオV60を使用
蒸らし 0分00秒〜40ml注ぐ。粉全体が湿るくらい
1投目 0分30秒~計150mlまで注ぐ
2投目 1分00秒~計260mlまで注ぐ
3投目 1分30秒~計300mlまで注ぐ
完成 2分30秒くらい
Point

高めの温度のお湯で、時間をかけ過ぎないようにサッと抽出するイメージで。前半に湯量を多めに注ぎます。すっきりとした酸味を出しつつ、マイルドで飲みやすいコーヒーに仕上げましょう。

東ティモール 星空のコーヒー

2002年に独立を果たした東ティモールは、アジアで最も新しい国。今回の産地は、国内最高峰ラメラウ山麓に位置するエルメラ県です。 
東ティモールでは、長い独立紛争の影響で、農家さんが農薬や化学肥料を買う余裕がなく、結果として昔ながらの自然栽培が守られ、コーヒーは森の中で自然に近い状態で育っています。 小規模農家が多く、手摘みで収穫し、果肉除去や水洗い、天日乾燥などの工程も各家で丁寧に行われます。 一方で、栽培される大半が生産性の低い古木で、収量が非常に低いのが課題でした。
このコーヒーを日本へ届けてくれているパートナー、オルター・トレード・ジャパン(ATJ)さんは、独立直後からこの地域で、収穫から乾燥までの加工指導をつづけてきました。近年は収量アップのための苗木の栽培や選定、有機肥料の作り方などの指導も行いながら、コーヒーだけに頼らない、野菜や果物といったほかの農産物の栽培もすすめ、収入源の多様化を目指しています。

■スタッフの豆知識

今回の産地、東ティモール最高峰ラメラウ山麓に位置するエルメラ県は、標高が高く、街明かりも届かないため、南十字星や天の川が肉眼でも鮮明に見えます。特にコーヒー収穫期の乾季(5月〜11月)は、美しい星空を堪能できるそうです。


焙煎度:中煎り
精製方法:ウォッシュ
苦味:●●◯◯◯
酸味:●●◯◯◯
フレーバー:りんご、ポンカン、フローラル
栽培:栽培期間中、農薬・化学肥料不使用

■おいしい淹れ方

・コーヒー 20g (中細挽き)
・湯の温度 86℃ほど
・投入湯量 300ml
・ドリッパーはハリオV60を使用
蒸らし 0分00秒〜 40ml注ぐ。粉全体が湿るくらい
1投目  0分30秒~110mlまで注ぐ
2投目 1分00秒〜 180mlまで注ぐ
3投目 1分30秒〜 240mlまで注ぐ
4投目 2分00秒〜 300mlまで注ぐ
完成 2分00~40秒くらい
Point
過度な苦味や雑味を抑えるため、低めの温度のお湯を使用します。むらし後は等量を注ぐイメージで、酸、甘、コクのバランスの取れた味に仕上げましょう。

産地を旅するコーヒー2種セット

「東南アジア・ラオスの森林減少の改善のために何かできないか?」という問いかけから始まった、海ノ向こうコーヒー。産地が抱える課題にも向き合いながら、農家さんと一緒にコーヒー豆の品質向上に取り組んでいます。
今では、産地はアジアから中南米、アフリカへと広がり、取り扱うコーヒー豆は100種類をこえました。個性的なストーリーを持った世界のコーヒーの中から、月替わりで2種類をえらび、自社で焙煎してお届けします。

▼月ごとに変わる、2種類のコーヒー「産地を旅するコーヒー2種セット[定期宅配]」の詳細はこちら