今月のコーヒーのお話 vol.11(2021年9月)より

海ノ向こうコーヒーは、2020年11月に「ミャンマーにマイクロミルをつくろう」というプロジェクトをはじめました。以前の定期便の読みものでそのことについてお話ししたので、覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
このプロジェクトで私たちは、日本のロースターさん、現地の農家さんと一緒に、シャン州ユアンガン地区の20の村に、コーヒーの小さな加工場「マイクロミル」をつくりました。コーヒーチェリーから果肉を除去する機械、発酵させるための大きなバケツ、コーヒー豆を乾燥させる棚。そうした設備を整えればマイクロミルが完成します。コーヒーの加工までを村で手がけられるようになり、農家さんの収入の向上につなげられるのです。
コーヒーは精製、発酵の方法など、さまざまな要素で味わいが変わります。20の村、それぞれの個性をもったコーヒーをつくる。そんな未来を待ち遠しく思っていた矢先、ミャンマーで軍事クーデターが発生しました。いまも 不安な情勢はつづいていますが、農家さんたちはデモに参加しながらコーヒーの収穫や加工を行い、そして、ついにできあがったコーヒー豆を日本に届けてくれました。
今回お届けするのは、スタッフ吉村が、2020年1月に訪れたふたつの村のもの。タンポージー村のミャーティさんは、笑顔の素敵なとっても明るいおじさん。チャオクレ村のチョウゼンさんは、地域の森を守りたいという熱い思いを持ったコミュニティのリーダーです。「ミャンマーのコーヒー」ではなく、「ミャーティさんのコーヒー」「チョウゼンさんのコーヒー」。そう彼らの名前をつけたコーヒーをお届けできるのが心から嬉しいです。農家さんたちも、日本のみなさんに自分の名前のコーヒーを飲んでいただ けることをとても喜んでくれています。よかったら感想をお寄せくださいね。

 

タンポージー村の笑顔が素敵なミャーティーさん

チャオクレ村のコミュニティのリーダー、チョウゼンさん

 

 

産地を旅するコーヒー定期便

美味しさや品質を重視するのはもちろんですが、環境や産地(地域コミュニティ)に配慮したコーヒー豆を取り扱っていることが伝わるよう、みなさまにお届けしたいストーリーを詰め込んだリーフレットも同封しています。「過去にどんなコーヒーがあったのか気になる」という声にお応えして、これまでの内容をご紹介していきます。これまで続けてくださっているみなさんも、こんなコーヒーがあったなと思い出していただけると嬉しいです。

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